曖昧さ回避
本項では1について解説する。
概要
ミキサー車に変形するデストロン軍団の兵士。後年のシリーズにも同名の別人が登場しているが、pixivでは映画『トランスフォーマーリベンジ』のミックスマスターのイラストが圧倒的に多い。
G1
CV:フランク・ウェルカー/吹き替え:島香裕、江原正士(10話)、喜多川拓郎(49話)/2010- 城山知馨夫
デストロンのビルドロン師団に所属する偽装兵で、特殊作業を担当するBC兵器の達人。武器はビームボンバーとビルドレーザー砲で、玩具に付属しているカードの記述では、この他にも8000℃の高熱を放つ赤外線砲と物が歪んで見える斜光機を装備しているとされている。
ドラムミキサーの中には酸と結合材が入っており、岩塊からロボットまで様々な物質を溶解・再構成して鉄骨や熔解液などを精製する事が可能。ビークルモードではキャブの上部から大砲を出して調合した熔解液を発射する。
デバスターの携行武器ビルドレーザー砲とミックスマスターの携行武器ビームボンバーをビークルモードの車体に取り付けることで「ビッグバズーカミキサー」になる。デバスターに合体する時は左足に変形する。
実写映画
ドラムシェル部分とエンブレムの犬の小像の顔にディセプティコンマークが刻印された、マックトラック社製のミキサー車から変形。またドラムシェルを分割してボディ前面に配置し、背中のキャノン砲を展開したバトルモードと呼ばれる姿にも変形可能。テックスペックでは他のコンストランクティコンズよりも頭脳のランクが一つ上である事から、恐らくコンストラクティコンズのリーダー格ではないかと思われる。
薬品の調合や毒物など兵器には欠かせない物を作る事が出来る為、他のディセプティコンからは頼りにされている。デバステーターに合体する際は左足ではなく、頭部に変形する。
リベンジ
メガトロン復活のシーンから登場、ドクター(スカルペル)の「パーツが足りない」と言う理由からロングハウルと共にスクラッパー似のディセプティコンを部品取りの為に殺害した。また、ブルックリン橋に登り国旗を叩き落していたのも彼である。終盤のエジプト戦ではデバステーターに合体する個体と、NEST部隊と戦う個体が登場。NEST部隊と戦う個体はジェットファイアと交戦し破壊された。
ダークサイド・ムーン
映画本編に登場はしなかったが、前日談となるゲームにてアイアンハイド編のステージボスとして登場。メガトロンから指示を受けてディセプティコンを率い、デトロイトを攻撃、オートボットとNEST部隊が出動する事態になる。廃工場ではラチェットを急襲して重傷を負わせ、助けにやって来たアイアンハイドに対しても四肢に装備したシールドと持ち前の機動力を生かした突進により翻弄するも、最期はホイルジャック製の新兵器、Heavy Iron 2.0を装備したアイアンハイドにより自慢のシールドを破壊され、力尽きた所をトドメの一撃で頭を撃たれ斃された。
アニメイテッド
CV:ジェフ・グレン・ベネット/吹き替え:中村大樹
オールスパークの欠片による影響で、ミキサー車から生まれたトランスフォーマー。誕生当初は相棒のスクラッパーと同様にオートボット・ディセプティコン双方付かず離れずの状態だったが、誘惑に弱いためオイルに釣られてディセプティコンに正式に加入する。スクラッパーよりも大胆な性格で、バンブルビーからはオッチャン呼ばわりされていた。腕からセメントを打ち出すことが出来る。
日本語の吹替えを担当した中村氏は『ビーストウォーズ』シリーズでライノックスを演じている。