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787系の編集履歴

2019-04-18 01:31:01 バージョン

787系

ななひゃくはちじゅうななけい

JR九州の交流特急型電車。

概要

1992年7月15日より運転を開始した、特急「つばめ」用として新規設計されたJR九州特急形電車


デザインは水戸岡鋭治率いるドーンデザイン研究所が手掛けており、個室グリーン車在来線昼行特急電車としては久しぶりとなるビュッフェ車の連結、専属の客室乗務員「つばめレディ」などの趣向が凝らされた。それが功を奏し、1993年に鉄道友の会ブルーリボン賞、翌1994年にはブルネル賞を受賞した。


1999年には特急「有明」用の4両編成が登場し、翌2000年には全て「有明」が本列車で運用されることになった(捻出された783系は、「みどり」「ハウステンボス」用に改造され、485系を置き換えた)。また、この4両編成は繁忙期の「つばめ」に増結されることもあり、そのために電気連結器が装備された。


2004年3月の九州新幹線部分開業前には、新幹線連絡特急「リレーつばめ」として運用するためにビュッフェ車を普通車に改造。カラーリングもツートングレーからダークグレーに変更された。


2011年3月の九州新幹線全通で「リレーつばめ」廃止・「有明」大幅削減となった結果、485系783系の置き換えとして九州内各線への転用が行われた。それに伴い、「Relay tsubame」や「ARIAKE」のロゴは「787」「AROUND THE KYUSHU」のロゴに変更された。

また2017年3月からは4両編成にはワンマン化改造が行われており、車外スピーカーの設置、客室内の防犯カメラおよびワンマン機器が増設されている。

その後、4両編成で運転される列車(「にちりん」の一部、「きりしま」、「ひゅうが」)がすべてワンマン運転となっている。

さらに、2018年からは日豊本線佐伯駅-延岡駅間の通称「宗太郎越え」の普通列車にも運用されている。(先頭車のみ乗降可能)

ただし、それ以前にも普通列車での運用自体は宮崎空港線の一部で行われていた。


余談

実はこの車両、廃止されたものも含めてJR九州の運行するすべての電車特急の運用に入った(臨時・代走含む)と言う凄まじい伝説を持っている。そういった実績や迷列車で行こうシリーズの影響もあって、ファンの間では九州のお局様と呼ばれる事もある。


またロゴの変更は小倉工場に入場した時にしか行われないため、2011年のダイヤ改正時点での大半の車両は、既存のロゴの上から新規のロゴをシール張りすると言うやっつけ作業丸出しの状態で運用に入るハメになってしまった。


関連イラスト

GrayMetallicの肖像BUFFET


関連タグ

JR九州 つばめ 783系 883系 885系

ドーンデザイン研究所水戸岡鋭治デザイン 787

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