概要
能力値【破壊力:無 スピード:B 射程距離:A 持続力:A 精密動作性:E 成長性:無】
妙な形をした石の姿をしている幽波紋。 破壊力もなく、新たな能力を獲得したりすることもなく、細かい作業ができるというものもない。 が、高い持続力と素早さ、射程距離を持っているのが特徴。
近いうちに死の運命がやってくる者の傍に現れ、その者の姿をした彫刻に変化する。 運命がやってくる者が触れると苦しむことなく安楽の死を与えることができる。
本体の意思に関係なく自動的に動き、周囲にいる「近い未来に死ぬ運命の者」の姿の彫刻となって追跡し、その相手に触れることで安楽死させる能力。このスタンドが誰かを殺すのではなく、あくまでも既に死が決定されている者の苦痛を和らげようとするスタンドである。また本体であるスコリッピの意志とは無関係に行動する。
活躍
花屋を営む父親は内臓の病気にかかっており(そのため少々歩行が困難になっている)、自分も何れ数カ月後に同じ病気に罹る事を知った娘は石を受け入れたことで臓器が無事な形で死亡し臓器は臓器バンクに保管され、父に臓器を提供したというのが自殺の真相。
逆に石に近づいても自分の形が現れなければ、その段階、或いは近い将来に死ぬ運命にないということであり、その場で自殺紛いの無茶をしたとしても決して死ぬことはない。
まだ死の運命が彫刻となっていなければ石を破壊することができるが、それによって彫刻に刻まれた運命は変更されず、より残酷な死の運命が待ち受けることになる。
物体を透過して移動することが可能。ミスタに掴まれた際は逃げられなかったことから、生物は透過できない様子。
なお、作中の言語表記がイタリア語になっているアニメ版において、「凶」の文字はそのままであった。
これは笠間P曰く、荒木先生が「『箱にバツが入っているということで」と回答したことによる。(リンク先公式Twitter)