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THEONIの編集履歴

2019-11-25 01:51:52 バージョン

THEONI

おに

THE ONI(ジ・オニ)とは、ゲーム『Dead by Daylight』に登場する殺人鬼である。

我ノ血ハ山岡ノモノダ…

概要

海外の多人数対戦型ホラーゲーム『Dead by Daylight』に登場するKiller(殺人鬼)の一人。2019年12月に実装予定。


呼称の意味は、読んで字の如く「(おに)」。

返り血でくすんだ禍々しい具足に、牙や三つ目のあしらわれた赤い鬼の面を身に纏った大男。不気味になびく白髪は、先行して登場しているキラー「THE SPIRIT」にも似ている。得物として手には日本刀(太刀)、背中には鬼の金棒を背負っている。


経歴

本名は「Kazan Yamaoka(カザン・ヤマオカ/山岡 華山)」。

THE SPIRITこと「山岡凜」の先祖で、彼女の経歴の中でも語られている山岡家の礎を築いた初代当主・山岡練次郎の息子。キラーとしては二人目の日本人でもある。


侍として隆盛した山岡家に生まれた華山は、その偉大な家名に病的なほどの敬意と誇りを抱いて育ったが、それだけでは満足できず、父の名声を越えんとする野心も内包するようになっていった。同時に、農民たちが自らを「侍」と名乗るなど武士という立場が軽んじられる現状に強い憤りを覚えた華山は、侍という文化を守るという独善的な思想の下、父の刀を手に野を駆け山を駆け、ニセ侍たちを殺害してはその備品を剥ぎ取るという凶行を繰り返すようになる。


いつしか人々から「鬼の山岡」と呼ばれ怖れられるようになるが、これにも華山は「家名の侮辱」として怒り狂い、己を「鬼」と呼ぶ者を片っ端から惨殺するようになる。ついには、その悪名を付け世に広めた発端でもある当時の領主を殺そうとまで考え、彼のいる町に足を踏み入れた。


目的の町では、待ち伏せていた領主の手の者と思しき侍と対峙し刃を交えることになる。自身を上回る卓越した剣術に苦戦を強いられるも、トドメを討たんとする剣を躊躇する一瞬の隙きを突き、華山は侍の頭を金棒の一撃で兜もろとも叩き割った。しかし、なんとその侍の正体は尊敬し続けた父・練次郎であり、気付いた華山はその場で崩れ落ちる。息子を止められなかった後悔に滲む目を向けながら息絶える父の姿をみた華山は慟哭し、後悔の涙を流した。加えて、父の遺体を見るや盗人たちが駆けつけ、その備品を亡骸もろとも奪い去っていく姿を目の当たりにした。


家名のため、侍のためにおこなってきたこれまでの行為の無意味さと、それに気付けず憤怒のままに盲進し続けた己の未熟さ、その結果招いた父の喪失など、多くの心痛を背負った華山は、その後は宛もなく放浪し、行き場のない怒りの中に身を落としていく。そんなある日、とある森の中で鬼を象った奇妙な像を見つける。頭の中で去来する、鬼の像や父の嘲る声の幻聴を受けた華山は、領主への怒りを再燃させ、その行き場のない怒りの矛先をすべて領主へと向けた。


領主の町へ再び赴くと、領主を守るために厳戒態勢で構える十数人の侍たちが立ちはだかるが、華山はこれらをたった一人で叩き殺し、とうとう領主の屋敷まで押し寄せる。華山を怖れ命乞いをする領主の言葉など耳を貸さず、彼の足の腱を斬って自由を奪い、拳を叩きつけ、偉大な山岡家を「鬼」と呼ぶその邪悪な舌を引き抜き惨殺した。


報復を済ませ、満足してその場を立ち去ろうとする華山を、領主を慕う無数の農民たちが鎌や三叉、棍棒を持って取り囲んだ。四方八方から次々に襲いかかる農民たちを前に、ついに華山は捕らえられ、その後も小さな石臼の中で農民たちから惨い拷問を受け続けた。拷問が止むと、最後には放置され、痛みと空腹、孤独による過酷な死が与えられた。


しかし、農民たちが様子を見に戻ると石臼は不気味な黒い霧に包まれており、霧が晴れると中に居たはずの「鬼」の姿と、多くの血を吸った彼の金棒は忽然と姿を消していた。そしてそれは、憤怒に駆られた鬼の闇伝説の始まりでもあった。


その他

華山の付ける鬼の面は、先行して登場したTHE SPIRITの専用ステージ「Yamaoka Estate(山岡邸)」にも登場しており、壁(障子?)にかけられながら両脇に線香が焚かれて丁重に祀られている。


関連タグ

Dead by Daylight

キラー(DbD)   人斬り

THE SPIRIT:子孫

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