アクションゲームなどには基本的にライフ(残機)と呼ばれるものがあり、
敵にぶつかったり、崖に落ちたりすることによってライフが1つ減らされ、
ライフが0になるとゲームオーバーとなる。
その為、このライフというものはゲームの継続において重要な要素である。
ゲーム中にはエクステンドライフのアイテムがある事もあり、
ライフを増やす手段が用意されていることがある。
そのようなゲームで理論上無限にライフを増やす事を無限増殖という。
当然ながら1ライフにつきクレジットが必要であるアーケードゲームにおいて
無限増殖という技はない(あったとすれば回収騒動が起きる事が多い)ため、
家庭用ゲームの技であるといえよう。
無限増殖で有名とも言えるゲームはスーパーマリオブラザーズであろう。
スーパーマリオブラザーズでは地面に着地せずに連続で敵を踏みつけると
最終的にエクステンドライフ(1UP)が出来るというシステムである。
それを利用してコース終盤の階段状の地点でノコノコを連続で踏みつけ(窓絵参照)ることで
事実上無限にエクステンドライフをすることが可能であった。
元々、これは仕様の穴をついた想定外の行為であったが
以後の作品では事実上無限増殖は公式が公認した手法ということになっている。
無限増殖といっているがゲーム内のライフの数には上限があるため
無限増殖を行ったとしてもそのライフ数は有限である。
普通のプレイと比べて極めてゲームオーバーになりにくいのは事実である。
pixivでは同じキャラクターが大量に描かれたイラストに付けられる事が多いタグである。