概要
プロレスラー・邪道と外道のコンビ。デビュー以来一貫して互いを「兄弟」と呼び合いこのコンビで活動、一時期タッグはユニバーサル、FMWの一時期を除き、20年以上もほぼ断続的に活動。
旧称・パニッシュ&クラッシュ、通称はパニクラ。
共に1988年、たけしプロレス軍団(TPG)のオーディションに互いに合格してプロレス入り。アポロ菅原(元国際プロレス)に受身やプロレスの基礎を学ぶ
その後FMW(フロンティア・マーシャルアーツ・レスリング)を経て1990年3月、グラン浜田、浅井嘉浩(現:ウルティモ・ドラゴン)らと『ユニバーサル・プロレスリング』の旗揚げに参加。その時にクーリー・SZとブルドッグ・KTとして「パニッシュ&クラッシュ」を結成。
1992年11月にフリーに転向、インディー団体を渡り歩く。
1994年2月、外道と共にWARに主戦場を移してからは、冬木弘道、外道とともに冬木軍を結成。
2001年6月、新日本プロレスに参戦。様々なユニットに所属し、現在は二人そろって『BULLET CLUB』に所属。
プロフィール
邪道
本名 | 秋吉 昭二(あきよし しょうじ) |
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旧リングネーム | クーリー"クラッシュ"SZ(くーりー・くらっしゅ・しょうじ)/クーリー・SZ、ボート・ピープル・ジョー |
誕生日 | 1968年9月28日 |
出身地 | 東京都港区 |
身長 | 178cm |
体重 | 99kg(WAR時代は110kg) |
1989年3月19日オランダ・アムステルダムのエイデンホールにおける、モンキーマジック・ワキタ(現・スペル・デルフィン)戦でデビュー。
外道に比べてしまうと不器用さが目立つ選手ではあるが、それなりの力量を持ったレスラーであり、IWGP.Jrヘビー級王座を核とした経験もある。必殺技はクロスフェース・オブ・JADO。近年は腰の不調もあり試合数が減少しているが、竹刀片手にBULLETCLUBのタマ・トンガ&タンガ・ロアのGoDのセコンドとして介入を繰り返し、ブーイングを浴びている。
普段もレスラーの兄貴分として慕われている一方、ザ・グレート・サスケなどは強烈ないじりや悪戯の被害にも遭っているらしい。
ちなみに、ももいろクローバーZなどのアイドルファンとしても知られている。
なお、首の後ろに「杏」というタトゥーが入っているが、娘の名前らしい。
外道
本名 | 高山 圭司(たかやま けいじ) |
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旧リングネーム | ブルドッグ"パニッシュ"KT/ブルドッグ・KT、ブラック・アイドマン、ブラック・ウルフ |
誕生日 | 1969年2月20日 |
出身地 | 東京都武蔵村山市 |
身長 | 172cm |
体重 | 86kg |
1989年3月19日、オランダ・アムステルダムのエイデンホールにおける、モンキーマジック・ワキタ(現:スペル・デルフィン)戦でデビュー。
確かな受け身の技術と、アメリカンプロレスに影響を受けた派手なバンプ、大きなリアクション、リック・フレアーに影響を受けた、洗練されたテクニックは名人の域で、若手から大ベテランにまで高評価を得ている。必殺技の外道クラッチは多くのレスラーにコピーされている。
よく、同ユニットの選手のセコンドについている。
CHAOS時代にはオカダ・カズチカのセコンドにつき、CHAOSのDVDでは裏まわしと言っても過言ではないほどによく喋るおじさんだった。BULLET CLUB所属の現在はジェイ・ホワイトのセコンドについてメリケンサック片手に介入三昧の日々を送っており、ブーイングの嵐を巻き起こしている。
結婚が早く、その分妻や娘と共に貧乏な生活を送っていた時代も長かったため、プロレスは仕事である、というプロ意識が非常に強い。
ちなみに、邪道外道は両人とも新日本プロレス内におけるそれなりの重役らしく、ブッカーを務めている。元々は外道がトップブッカーであったが、現在はトップブッカー制ではなく、複数のブッカーチームが個別に活動をしている(WWEはこの方式)らしい。
関連人物
- 大仁田厚:『邪道』が代名詞。FMWの創業者。因みに1997年に再度参戦した時は団体に関わっていない。(団体は2002年に倒産。)
- 天龍源一郎:WARの代表だった。(団体は2006年活動停止。)
- ザ・グレート・サスケ:『ユニバーサル・プロレスリング』の旗揚げの時、デビュー戦の相手、脇田洋人(現:スペル・デルフィン)と組んで二人と対戦(リングネームは本名で行った)。サスケは色々といじられる、特に邪道から強烈ないじりをされていた一方、サsケが辞めようと思ったのを説得したのも邪道らしい。
- スペル・デルフィン:彼もTPG⇒FMW⇒ユニバーサルに在籍した。邪道外道とは仲が悪い。外道曰く年齢が1つ上ってだけでやたらと先輩風を吹かしてくるかららしい。