『ブレス オブ ファイア』 (Breath of Fire)
1993年に発売された、カプコン初の本格RPG、及びそのシリーズのこと。全五作。
シリーズを通して、主人公とヒロインの名前（リュウ・ニーナ）が統一されているが、設定やデザインは作品ごとに異なっている。また、登場人物の中には人間が少なく、獣人等が多いのも特徴。
その他、戦闘システムの一つである主人公特有の竜変身やミニゲームの釣り（Ⅴでは廃止された）などといったシステムもシリーズの名物である。
多種多様な獣人が共生している世界観と、優れたキャラデザイン、重厚なストーリーが魅力のRPG。
『Ⅲ』以降はSF的な要素も取り込んでいる。しかし『Ⅴ』では以前までのシリーズとは大きく世界観が変わった為、一部ではユーザー離れが起きたが、それと同時に現在でもファンからは熱い支持を受けている。
なお、３作目以降キャラクターにボイスが付いているがリュウ・ニーナは声優が固定されている。
リュウ：山口勝平 （Ⅲのみ幼年時代があり、そのときの声は高井智子が演じている。）
ニーナ：氷上恭子
作品を通して『竜』が物語の根幹におり、それを元に各シリーズで物語のコンセプトが決められている。
今現在はブレスシリーズの開発陣が解散しており、次回作の予定は未定。それでもファンからは次回作を待ち望む声が強い。カプコンのスタッフは続編を作りたいゲームの一つと語っているので、ファンは決して希望を捨ててはいけない。
次回作が出る度にリアルになっていく、Gを始めとしたゲテモノ達への愛がどこから来るのかは、恐らくカプコンもよくわかっていない。
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