概要
一説によれば親より早く死んだ子が来るところと言われている(もう成人していた場合もそうなのかは不明)
ここに来た子供は親の供養のために河原の石を積み上げる(賽の河原の石積み)が、完成する前に鬼に崩されるため、きりが無いことの例えとしても使われる。
ただし最終的には地蔵菩薩により救われるとされている。親の悲しませた子供への罰とも、親の悲しみがそれほど大きい事の証左であるとも取れるが、ゲゲゲの鬼太郎の地獄編では奪衣婆が悪意を持ってこの石の塔を崩している…彼女もまた罪を裁く獄卒であるはずなのに悪意を持ってこんな事をする辺り、矛盾した奴である。
『地獄先生ぬ~べ~』では、ぬ~べ~の担当クラスの生徒である山口晶の初登場回で語られており、晶が幼児期に臨死体験をした結果、賽の河原の極卒「地蔵虐」に取り憑かれてしまい、蘇生後もしつこく現世まで追いかけてあらゆる努力を無碍にされてきたことが判明。
最後はぬ~べ~の鬼の手で倒された。
ここでは極卒たちもかなりホワイトで、出来るだけ子供たちに楽しく石積みをしてもらおうと苦心していた。
ちなみにこの問題は、お地蔵様のお中元「ジェンガ式石積み」によって解消――されたのはいいが、今度はジェンガに熱中して成仏を渋る子供が現れてしまう。
似た例としてシジフォスの神話と言うのもあるが、こちらは救われない。