概要
かつてルドマンの遠い先祖が、名もない山村(ビアンカの故郷)にほど近い小島の祠に魔法の壷を使って封印した伝説の魔神。
かつて"伝説の大泥棒"が不用意に封印を解き、こいつに食われたという伝説もある。
三つ目と蝙蝠の翼をもつ巨大な山羊の魔神で、あまりの大きさと長きにわたって封印されていたせいか、全身が苔生している。
怪獣クラスの超巨大モンスターであり、おそらくドラクエ史上でもコイツと肩を並べられる巨体を持つものはそうはいないであろう。
DQ5ではほかにイブールとミルドラースしかいないオリジナルデザインのボスでもある。
凝った登場演出
その登場の際の演出は、SFC初作品ともあって凝ったものとなっている。
SFC版では画面暗転→拡大という演出であった。
PS2版はミルドラースが完全に霞むほどの演出強化。具体的には――
- 封印が破れて飛び出す
- 遠方に着地して雄叫び→雷の鳴る中をサラボナに向けて侵攻
- つくと主人公達に宣戦布告して雄叫び
- エンカウント
- カメラがブオーンを舐め回す
- 雄叫び
- コマンド入力
- 戦闘開始
- 勝利で戦闘終了
- 消える前にぶっ倒れる(轟音立てて)
DS版は戦闘中の演出がなくなったが同様。
リメイク版では倒された後に小さくされる特殊封印をかけられた上で仲間モンスターにできる(名前はプオーン)。