祝融とは
1. 中国神話の神。祝融神。
2. 小説『三国志演義』に登場する架空の人物。上記の神と区別するため祝融夫人と
呼称されることもある。
中国神話上の祝融
炎帝の子孫とされている。祝融は南方の神で火を司る火神である。
その容姿は獣面人身であるという。
『三国志演義』に登場する祝融
南蛮王・孟獲の妻。帯来洞主の姉。火神・祝融の末裔を自称する。飛刀の名手。
諸葛亮の南征で、夫である孟獲が度々捕らえられた。そのことに業を煮やして自ら出陣した。
蜀将である張擬と馬忠を見事に一騎打ちで捕らえるが、諸葛亮の策を授かった魏延と趙雲に
捕らえられてしまう。夫と同様に祝融夫人もまた諸葛亮に降伏しようとせず、張擬と馬忠
との人質交換で孟獲の元に返された。その後も夫共々何度か捕らえられるが、なかなか克服
をしなかった。しかし、最終的に孟獲が心服すると祝融夫人も降伏した。
登場作品ごとの祝融
『真・三國無双』シリーズ
『BB戦士三国伝』
祝融ガンダムを参照。