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同飛車大学の編集履歴

2020/12/24 10:16:22 版

編集者:a

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概要

もともとは将棋の豊川孝弘七段が発したダジャレである。「同飛車」(直前の相手の手の場所に飛車を進める。必然として駒を取る)と「同志社大学」をひっかけたもの。

2020年8月19・20日にかけて福岡市で行われた将棋八大タイトルの1つ王位戦第4局で、豊川が副立会人を務めたことと、封じ手が同飛車(厳密には同飛車成)だったことで世間的に有名となった。

経緯

第1日目・8月19日が終わろうとしていた夕刻、先手の木村一基王位が後手の挑戦者・藤井聡太棋聖の8六の飛車を受ける「▲8七銀」という手を指したところで、封じ手の時刻18時となった。

ここで考えられる選択肢は2つ。

  1. 飛車を2六に逃げる「△2六飛車」。
  2. 飛車を突っ込ませる「△8七同飛成」。

後者はかなり早いタイミングでの飛車切りになるためリスキーに見えるが、なんとソフト推奨手。藤井は予定とはしていた(前者だとその後「▲2七歩」で受けられ、「△2四飛」となって飛車を下げさせられてしまうので、使いづらくなってしまうからという)そうだが少々決断に時間を要し、規定時間を過ぎても考え続けて、20分ほどで封じ手となった。

翌20日朝、開けられた封じ手は…後者であった。

これを見た豊川がすかさず「同飛車大学」というダジャレを飛ばし、その言葉はまたたく間にSNSを席捲することとなった。

なお、木村は「どっちもあると思っていた」という。

勝負はその後木村が緩手を指して、それを藤井が見逃さずに攻め潰し、16時59分、木村が投了。ここに第61期王位・藤井聡太の誕生となった。

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