あたしたちは、運命共同体っしょ。
お兄ぃのものはあたしのもの。あたしのものはお兄ぃのもの。
人物像
cv,安済知佳
『クオリディア・コード』の千葉都市主席で、千種霞の妹。
普段はけだるげな今時娘だが、ひとたび銃を握ればトリガーハッピーに。気ままな性格と小柄な容姿から地の文や兄からはしばしば猫に例えられる。
武器は二挺拳銃。固有世界(特殊能力)は物質の運動制御。
常にひそかなおしゃれを忘れないのも彼女の特徴。
髪型はポニーテールで、
腰にピンクの上着を巻いてるところも彼女のチャームポイント。
「スポーティさ」と「おしゃれさ」を両立させている。
兄である霞に対しては「お兄ぃ」と呼び、基本的にそっけない態度を取っているが、自宅で兄と二人きりのときは割と素直にデレる。自宅での素直な明日葉が素であり、外面の明日葉は恥ずかしさからくる演技であると霞も認識している。また、切羽詰まっているときは「お兄ちゃん」呼びになる。
霞の携帯に電話がかかってくると邪魔をするなと言わんばかりに電話を切る、霞が他の女子生徒に千葉を案内している所を尾行する、兄を傷つけた敵を既に絶命しているにも関わらず死体も残さないほど蒸発させる、首裏にあるコードをチェックするために霞に押し倒された際に赤面し続ける・・・など、視聴者からは霞のシスコンより明日葉の方が重症と評されることも。
12話では裏切って世界の発動を妨害してきた八重垣青生と交戦。
家族がいることに関して散々侮辱され絞殺されかけるが、カナリアの歌で強化され、八重垣を返り討ちにする。
能力(<世界>)
物質の運動制御であり作中では専ら熱の制御に用いている。2丁拳銃から炎弾と氷弾を打ち出して戦うが、拳銃はコントローラのようなものであり得物無しでも<世界>を行使することは可能。
中等部の頃から将来の首席候補と評される程の天才ではあるが戦闘以外に関してはまるでやる気がなく、家事や首席としての雑務は殆ど霞に丸投げしている。料理は多少できる模様。
<世界>発現のきっかけとなった夢は「兄の温もりの記憶」。
前日譚「どうでもいい世界なんて」※ネタバレあり
時系列としては本編の1年前にあたる。
明日葉は将来の首席候補と評されており、主に当時の時期首席候補の護衛などに就いていた。
作中では首席の護衛をしている時に偶然霞と会ったり、霞の部屋(まだ同居はしていない)に上がりこんで霞の帰宅を待っていることが多い。
霞と明日葉は首席・次席という地位に興味はなかったが、終盤で紆余曲折あって霞が首席に立候補することになる。しかし霞が<世界>を酷使すると霞の命に危険が及ぶことを明日葉は知っており、それを案じて霞の代わりに首席に名乗り出た。実際に霞は無茶をして明日葉の前で2度も昏倒している。また、首席になれば特権で大きな家をもらって兄と暮らせることについても話しており、それも首席に立候補した理由の一つと考えられる。
明日葉の出番はあまり多くはないが、登場するたびに兄に対する愛情がダダ漏れになっておりファン必読の内容となっている。