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ラニ(競走馬)の編集履歴

2021-06-26 00:56:31 バージョン

ラニ(競走馬)

らに

ラニとは日本の競走馬。

プロフィール

生年月日2013年2月22日
英字表記Lani
性別
毛色芦毛
Tapit
ヘヴンリーロマンス
母の父サンデーサイレンス
馬主前田葉子→前田幸治→前田葉子


馬名はハワイ語で天国天空


性格/強み

良くも悪くもあの有名な「不沈艦」ことゴールドシップに似ているといわれている。

レース運びにしても、ラニもゴルシも追い込み型で、最終コーナーで大外をまくり、最後の直線で先頭に立つ競馬を得意としていた。


また、ラニもゴルシも体重500キロ越えの大型馬で、毛色が葦毛というところも共通。しかも、気性の荒いところまで似通っていた。

あまりにもゴルシと似ているとことが多いことから、ラニはファンの間から「砂のゴールドシップ」という異名も頂戴することとなった。



戦績

デビュー前

母ヘヴンリーロマンスは2005年天皇賞(秋)を松永幹夫騎手が騎乗のもと優勝。引退後は繫殖牝馬としてアメリカにわたり、当時アメリカのリーディングサイアーだったTapitと交配された。

その結果生まれたのが、ラニである。

本馬はアメリカで生まれたが、その後日本に輸入され、オーナーのノースヒルズが鳥取県で運営する競走馬育成施設「大山ヒルズ」にて育成が行われた。

デビューが可能な年齢になると、JRA栗東トレセンの松永幹夫厩舎に預けられ、来るべきデビューに備えて調教を積む。


メイクデビュー~2歳時

デビュー戦は2015年9月13日、阪神競馬場芝2000メートル。一着のメイケイレジェンドから1.3秒離された4着で終わった。

2戦目は10月3日、阪神競馬場のダート1800mに出走。単勝1番人気に推されるも2着。

11月22日、京都競馬場で3戦目に挑む。1番人気であり、見事それにこたえて1着となり、初勝利を飾った。

その後は11月28日、 東京競馬場ダート1600m「カトレア賞」(500万下特別)に出走。3番人気ながら、見事に勝利した。


3歳時

これまでの成績を見た陣営はケンタッキーダービーをはじめとしたアメリカ三冠挑戦を表明。足りないポイントを稼ぐため、ヒヤシンスステークス(オープン特別)東京競馬場ダート1600mとドバイGⅡUAEダービーに出走することとなった。


そして迎えた2016年2月21日、ヒヤシンスステークス。2番人気。当日はスタートで出遅れ、コーナーで大外を捲って2番手に押し上げたが、直線で沈むという謎の展開を見せて5着だった。

その後、検疫等を済ませ、二戦目の舞台となるドバイ、メイダン競馬場へと旅立つ。


3月26日、国際G2UAEダービーメイダン競馬場ダート1900m)に挑戦。ヒヤシンスステークスと同じようにスタートで出遅れ、大外をまくり、残り100mで先頭に立ってそのままゴール

日本調教馬としては初の優勝を飾った。


アメリカ三冠

無事に必要数のポイントもかせいだラニ。鞍上に武豊を迎え、そのままの勢いでアメリカ三冠に挑む。

ケンタッキーダービーでは20頭中14番人気。いつものように後方から追い上げる競馬を見せ、何頭かは抜かしたものの9着に終わる。


その後は休まずプリークネスステークスに挑戦。11頭中6番人気に推された。前走のケンタッキーダービーとはうって変わった不良馬場の中、前走よりさらに後方からのレース運びを見せて5着。


その次は、三冠目にして最も過酷なベルモントステークス。再びの6番人気でレースに挑んだ。

スタート後は、向こう正面から押し上げ、第3コーナーで先頭集団に取りつく。その後はコーナーで少しポジションを下げたものの外目を回り、直線で一気に加速。

地元アナウンサーが「Here comes Lani!!」と高らかに叫ぶ中、3着。


日本調教馬で初めてアメリカクラシック三冠レース全てに出走し、そのうち2回掲示板入りするという快挙を成し遂げた。


帰国後、ブラジルカップ2番人気3着。みやこステークス、チャンピオンズカップは大敗。


4歳時

2017年はドバイから始動。アルマクトゥームチャレンジR3 6着、ドバイワールドカップ8着。

帰国後、ブリリアントステークス2番人気4着。目黒記念に出走しハンデ56kg、10番人気17着。

ブラジルカップ3番人気5着を最後に引退、種牡馬入り。


全盛期のラニ伝説

先述したように、ラニは「砂のゴールドシップ」とも呼ばれ、その気性の荒さでも知られたそんざいであった。そのエピソードとしては、次のようなものがある。

  • 調教ではまともに走らない。そのくせ周囲の馬は威嚇し、蹴り、噛みつくなどの問題行動を連発
  • ドバイに遠征した際、前を歩いていた牝馬に馬っ気を出して尻っ跳ね。後足で埒をまたぐようにはまってしまう。その後、自力で埒を破壊して脱出した
  • アメリカ遠征にて、当時のトップホースだったカリフォルニアクロームに喧嘩を売って引き下がらせる。
    • そのあまりにもな暴れっぷりから、現地で頂戴したあだ名は「ゴジラ」や「クレイジーホース」
    • しかも、アメリカ人にラニがゴジラを目からビームで攻撃したり、ラニがエンパイアステートビルを蹴りで破壊するクソコラが作られてしまった。

関連項目

競走馬


外部リンク

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