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ホープ(Fate)の編集履歴

2021-08-20 09:24:27 バージョン

ホープ(Fate)

ふぇいとのほーぷ

ホープとは『Fate/Grand Order』に登場する妖精。

概要

2部6章妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェに登場する妖精

キャラクターデザインはすみす

マシュやダ・ヴィンチとはぐれた主人公が最初に訪れる『コーンウォールの村』の外れに住んでいる。

最初は『妖精の少女』や『名無しの妖精』と言われており『ホープ』という名前は本人も忘れており、物語の終盤で明かされる…が、主人公達が森の獣から彼女を守った際にアルトリア・キャスター(マシュ)からとある名前を与えられたようで…?


容姿

少し暗い水色の髪を持ち、蝶のような羽が特徴的な少女。

しかし、その羽は羽のあちこちが欠けていてぼろぼろ。


人物

温厚で優しく、他者を気遣うことができるが、気が弱く、卑屈。

また、名前も目的すら忘れており他の妖精から『もういなくていいヤツ』(要は存在価値がない)とされていた。そのせいで他のコーンウォールの村の妖精達に酷使され、仲間とさえ思われない扱いをされていた。


作中での活躍

記憶を失いコーンウォールに着いた主人公達の介護(世話?)をする。

後に人間であることが知られた主人公達のコーンウォールからの脱出を手助けするが…

逃げている途中に急に苦しみだして、豹変。今までの不満や主人公達を利用していた事を吐露し、モース(アルトリア曰く「妖精ですらない、妖精を殺す、ブリテンの呪い」)になり果て、主人公達に襲いかかり、戦闘後にある妖精にとどめを刺され消滅する。

早々に退場した為に、もう二度と出番がない人物だと思われていたが……






以下、ネタバレ注意







































彼女は二部六章終盤、『守護者』アルトリア・アヴァロンが成立するうえで非常に重要な役割を担う。


妖精眼が映す『悪意の嵐』の中で、『予言の子』であるアルトリア・キャスターは、嵐の中で常に一つだけ輝く青く小さな星を見ていた。


『楽園の妖精』の使命、「聖剣」になることで妖精國を終わらせること、異世界の自分を過酷な運命に追いやること、そんな過酷な使命を、何度「やめよう」と思っても、「あの星だけは裏切りたくない」という思いだけを胸に旅を続けてきた。


あの小さな星が何だったのかを知ること、それだけが彼女が歩みを止めなかった理由であった。


そして二部六章終盤、『楽園の妖精』の使命を果たし、ケルヌンノスを貫くことで玉座から消滅した彼女は、「その先に進むかどうか」の選択を迫られる。

(竹箒日記曰く「もう何も考えずにここで○○になればゴールだよ? それ以上頑張ると永遠に頑張る事になるよ?」)


そこで見せられたのはブリテンを終わらせた自分に対する膨大な『悪意の嵐』。

心の拠り所であった「小さな星」すら見えなくなる程の悪意の中で、「嵐の中で輝く星なんて、現実にはない」「そんなものが理由では、自分以外の誰かを救うことはできない」と歩みを止めそうになったとき。


___ありがとう。

大切に___大切にするね。


このお名前、だけじゃなくて。

あなたの心を、いつまでも、いつまでも。


そこには『悪意の嵐』の中で、手を突き出して必死にアルトリア・キャスターをかばうホープの姿があった。




ホープの役目


ホープの妖精としての役目は「みんなに希望を振りまく」こと。


その温厚で優しい性格から何百年にわたって他の妖精に酷使され、疲れて、嘆いて、最後は自分の役目も名前も忘れてコーンウォールに流れた。

忘れてなお温厚な性格は変わらず、はぐれ妖精の村ですら酷使される状況だった。


彼女は他者から無理難題を押し付けられ、迫害され、自分を犠牲にしても誰からも親切にされることは無かった。

結局、上記の通り最後には今までの不満が吹き出しモース化してしまう。


しかし限界を迎える直前、アルトリア・キャスターが「自分の名前を使って」と手を差し伸べたこと。

このたった一回の気まぐれな優しさが、最後の最後でホープ自身の「星の光」になった。


一度だけ優しくしてくれたこと。そんな取るに足りない、本人すら忘れていた理由を大切にして、モース化・消滅してなお、ホープはアルトリア・キャスターを信じ、『悪意の嵐』から彼女を守っていた。


その姿を見てアルトリア・キャスターは「私は彼女と何も変わらない。」「誰もが羨む理由なんてなくても、どうでもいい理由でも、それで充分。」であると確信し、改めて『あの星を裏切りたくない』『この気持ちを捨てたくない』という理由で『守護者』として戦い続けることを決意した。


こうして聖剣の概念そのもの、人理補助装置アルトリア・アヴァロンは誕生した。

何百年に渡り迫害され、それでも笑顔を忘れなかった優しい妖精は、最後の最後で、アルトリア・キャスターに希望を届けたのである。


それどころか、アルトリア・アヴァロンがいなければ主人公達は奈落の虫から脱出することは困難だった為、彼女だけでなくカルデア、ひいては人理全体に「希望」を振りまいたと言える。


関連タグ

Fate/GrandOrder 妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ

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