概要
ポケモン生体学の第一人者であり、元ロケット団の科学者。
科学者としての好奇心からジムリーダーとしての役割を放棄し、科学者としてロケット団に協力していた。その過程でポケモンの強制強化や、サンダー・ファイヤー・フリーザーの融合体、更にミュウツーを生み出す等、ロケット団にとっては重要な存在であった様子。
そんな中タマムシシティの研究所でミュウツーの研究を行っていた時、ブルーの情報を手に入れるためにロケット団に変装してきたレッドの、培養に入れられた未完成のミュウツーを見る目がカツラに深く印象付けた。そしてミュウツーを完全体にする為にミュウを手に入れようとするロケット団と、それを阻止しようとするレッドの戦いを見て、ポケモンを大切にするレッドの行動に心を動かされていく。
その後自らの腕の細胞を移植してミュウツーを完成させるも、ミュウツーは暴走し脱走。自らの責任を果たすべくロケット団を裏切り、暴走したミュウツーを止める為に旅に出た。当然ながらロケット団から裏切り者として追われる身となり、その道中でレッドに助けられている。レッドの協力も得て結果的にミュウツーの主人となり、タケシ、カスミ、エリカとも和解した。
しかしミュウツーに自分の腕の細胞を移植した為に、逆にミュウツーが暴走した際に自らの腕がミュウツーの細胞に侵食されてしまい、自らの命を蝕んでいった。しばらくはミュウツーが長時間外に出なければ大丈夫だったものの、3章では症状が悪化し人前に殆ど現れなくなっていた。仮面の男に対抗すべくエンテイがカツラを見定めた際に、その見返りとしてエンテイに身体を蝕むミュウツーの細胞を焼き切ってもらった事で解放された。繋がりが途切れた事でミュウツーは野生になるが、確かな心の繋がりは残っており、ミュウツーもカツラの事を「主人(マスター)」と呼んでいる。