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ダケさんの編集履歴

2021-10-14 21:41:10 バージョン

ダケさん

だけさん

ほったゆみ・小畑健の漫画『ヒカルの碁』の登場キャラクター。

概要

CV:長嶝高士


単行本3巻・番外編18巻に登場。

雀荘や碁会所でイカサマ師を仕留める「熊退治」を生業にする商売人。髪型は刈り上げの中分けであり、青髭と前歯が2本ほど欠けているのが特徴。年齢不詳だが、ヒカルから「オジさん」と呼ばれていることや、三谷との対局中にヒカルに対して「友達なら、年寄りはちったァいたわるもんだって(三谷に)言ってやってくれ」と促す発言をしていることから50~60代と推測される。


作中では珍しい左利きであり、勝負中に本気を出すとその利き手特有の感性を発揮するほか、凄腕のイカサマ技を使用したり、逆に相手のイカサマを仕留める。その素早さは自他共に認めるほど。


博打や女遊び、酒飲みであるなど「飲む打つ買う」の三拍子が揃った不良中年じみた出で立ちではあるが、上記のヒカルに対して「(三谷の)友達なら一言言ってやってくれ」と友達を大事にするように促す発言をしたり、三谷に対して「勝負はゲタを履くまでわからない」、「とらぬタヌキの皮算用」などの諺を用いたり、修さんの「子猫(=三谷)退治」の依頼を、修さんの家庭事情を察したうえで「家族に裏切られた」、「その子猫に嫌われたくねえんだな」と同情するような発言をするなど人情味を見せたり、当の三谷本人を退治する打ち合わせの時間に修さんと最近の出来事の会話を交わしながら「ヘボ碁」を打って負け、一万円を渡すという阿吽の呼吸で一芝居打つなど、人情味・教養・観察眼・洞察力・演技力に優れている。


スナック「みどり」によく行きつけており、その店主から「熊退治」の依頼の電話を受けている。喫煙者で、キャスターを愛飲している。また、「みどり」にいた際、競馬新聞を持っていたことから競馬も趣味としているようである。


三谷祐輝御用達の碁会所「囲碁さろん」の店主・修さんから「三谷くんは自分にとってかわいい孫のような子で、ズルをしているところを自分の口からは注意できない上に嫌われたくない」と泣き言のような依頼を「大人として情けない」と酷評しながらも引き受け、当の三谷本人と一万円を賭けた「番碁(一局の勝敗によって決められた配当金を受け取れる囲碁賭博)」で対局。当初は手加減していたが、三谷に左利きであることを見抜かれて本気を出し、三谷がやっていた「ズル」と同じ整地をずらすイカサマを使用し勝利


その後、三谷を囲碁部に入部させたがっている進藤ヒカルと、三谷から賭け碁で毟った一万円を賭けてヒカル(実際には藤原佐為)と対局。ヒカルに「棋力はどのぐらいだ?」と投げかけた際、「本因坊秀策くらいかな?」と返されたことで嘲笑しながらも、初っ端から本気を出して掛かった結果、ヒカルの言う「秀策」の棋力に凌駕され戦意喪失、敗北した。


自身もイカサマを使用するため、決して褒められた人間ではないが、奇しくもこの行動によって三谷が囲碁部に入部し、「賭けない囲碁」の世界に導き更生させた必要悪的な存在である。


また、賭け事には御法度である佐為がダケさんを「人は痛い目にあわずに懲りることはないのだから、彼(三谷)にはいいクスリになったことは致し方ないのかもしれない」と評しながらも、「しかしあれではあまりに無慈悲」、「あのような輩は心胆寒からしめてやりましょう」と悪人と認識し、ダケさんの棋力に対して「中押しで勝てる」とヒカルに賭け碁を黙認した作中唯一の相手でもある。


関連タグ

ヒカルの碁 憎めない悪役 必要悪

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