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邪神ラフムの編集履歴

2021-11-18 16:18:33 バージョン

邪神ラフム

じゃしんらふむ

ゲーム『真・女神転生Ⅴ』に登場するキャラクター。

概要

ラフムは邪神種族の悪魔であり、かつてベテルに封じられた悪魔の一体である。

東京を守る結界の要・浄増寺が陥落した際の隙を突いて現世に顕現する形で登場し、主人公と交戦する。

この時点のラフムは復活したばかりで力を十全に発揮できない状態だったが、かつて失った己の半身として主人公の同級生である樹島サホリの存在を感知し、縄印学園へ向けて逃走する。

学園へ到達したラフムは一帯を魔界化させて主人公とベテルの追撃を振り切り、その間にサホリを襲撃・拉致してしまう。ラフムはサホリの弱みに付け込む形で無理やりに契約を結んで“融合”を果たしてダアトへと立ち去って行った。


作中のラフムは古い神ゆえに若い創造主に王座を奪われたことに怒りを抱き、己の半身であるサホリを利用して“創世”を画策する存在である。


外見

頭部にあたる箇所に大量の毛が生え、正面に両目のような穴がある。その他の六つの穴からそれぞれ六本の太い触手が伸びており、禍々しい生首のようにも見える。


公式Twitterで公開されたコラムによると「泥を固めて作った仮面の下から触手が出た姿」。


ラフム(Lahmu)の解説

ラフムはバビロニア神話、特にバビロニアの創世神話「エヌマ・エリシュ」において言及される男神である。その名は配偶神のラハムともどもアッカド語の“毛深い”という言葉とされるが、神話中の出自から河と海が混ざり合う河口や湾口に生じる泥質の島や沈泥(シルト)と関連付けられることもある。

天地にまだ名前がつけられていなかった頃、アプスー(真水)とティアマト(塩水)が混ざり合って神々が生まれ始めたがその中で最初に生まれたのが男神ラフムと女神ラハムだった。成長したラフムとラハムは男神アンシャル(上方=天の全体)と女神キシャル(下方=地の全体)を生み出したとされる。

また、マルドゥークがティアマト討伐を決心したくだりでは、アンシャルが神々の“天命”をマルドゥークに与えるために父母であるラフムとラハムへ使者を送っており、使者の言を聞いたラフムたちは陣容を整えているティアマトを批難してマルドゥークの下へと赴き、そしてティアマトを討ち果たしたマルドゥークを祝福した神の一柱としてラフムの名が数えられている。


一方で、より古代におけるラフムのイメージは家畜や野獣を川の水で世話する河川の精霊だともいわれ、ラフムの名には神に必ず付されるディンギル(diĝir)や図像に角(神の象徴)が記されないことからムシュフシュアンズーのような“神に仕える超常的存在”、神殿や門を守護する魔除けの存在とされる。


その姿は大蛇、あるいは赤い帯と六つの巻き毛を持つ赤い帯や紐をつけた男とされ、豊穣の象徴である壷とともに描かれることもある。******


関連動画


関連タグ

真・女神転生Ⅴ 邪神(女神転生) 仲魔

ラフム:『Fate/GrandOrder』に登場するラフムについて記載されている。

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