概要
イオンのグループ会社であり、イオンのショッピングモールに併設されることが多い。
元々はイオンシネマズが運営していたシネコンのブランドだったが、店舗展開の進捗はイマイチであった。
しかし、マイカルが再建の過程でイオングループ入りしたため、マイカル系列のシネコンだったワーナー・マイカル・シネマズもグループ入り。そしてワーナー・ブラザーズがワーナー・マイカル・シネマズの株式をすべてイオンへ売却したことで、両者は統合されることになる。
ワーナー・マイカルはイオンシネマズを吸収してイオンエンターテイメントになり、シネコンの屋号はイオンシネマに統一、統合前の劇場数が13だったのが一気に74にまで拡大した。当然ながら統合後も新規開業を進めており、長野県・和歌山県・岡山県・徳島県・愛媛県などは統合後になって初進出した。
なおイオンのショッピングモールでも他のシネコンがテナントに入っていることがある。旧マイカルの運営を離れた商業施設に引き続き入居していたり、そもそも最初からマイカル・イオンとは無関係の施設内で営業していたりもするが、イオンが資本参画して後に傘下に収めたダイエーが入居する施設には一度も進出したことがない。
イメージ的には典型的なシネコンで郊外に店舗を構え、10スクリーン前後で売れ筋作品を常時公開するのが基本だが、店舗によってはこだわりの作品があったりミニシアター系の作品を上映することもある。
スクリーンとしては通常のものの他、Dolby Atmos、4DX/MX4DやIMAXのある店舗もある。
またイオン独自の規格としてULTIRAという大スクリーンと高品質スピーカーを備えたスクリーンも存在する。
最近はイオンシネマ自体が配給業務を行うようになっている。