スプリガンに関連するイラストタグ。
- 週刊少年サンデーほかで連載されていた漫画「スプリガン」のこと。
- naxat soft(現・加賀クリエイト)発売のゲームソフト「精霊戦士スプリガン」シリーズのこと。
- スクウェア・エニックスのゲーム「クロノ・クロス」に登場する老婆。
- 「聖戦士ダンバイン」に登場するオーラクルーザー。
このうち1番、2番は関連イラストも含め、本項目で解説する。(pixpediaで分割された項目)
なお、スプリガンとはイングランドのコーンウォール地方に伝わる妖精のことである。
SPRIGGAN
1989年~1996年まで、週刊少年サンデーと少年サンデー増刊号で連載していた漫画。
御神苗優、ジャン・ジャックモンドら率いるアーカム財団の特殊エージェントチーム”スプリガン”が
超古代文明の遺産”オーパーツ”を悪用する敵組織と戦うSFアクション漫画である。
1998年には、劇場アニメが上映された。
精霊戦士スプリガンシリーズ
naxat softより発売されたシューティングゲーム。開発はコンパイル(ただし、スプリガンパワード除く)。
精霊戦士スプリガン
1991年 PCエンジン スーパーCD-ROM2でリリース。
魔法と精霊の世界ジュラを舞台に、精霊甲兵スプリガンを操りブライズバラ帝国の野望を阻止するために戦う。
ゲームシステムも「アレスタ」シリーズを踏襲しており、テンポのよいゲームバランスである。ショットの
パワーアップも多彩で、精霊球を組み合わせて強力なショットを撃つこともできる。
また、ハドソンキャラバンシューティングのキャラバンモードテイストなチャレンジモードが搭載されていて、
本編よりはチャレンジモードで熱くなった方も多いはず。
尚、精霊甲兵スプリガンは「スプリガンマーク2」で、意外なところに登場している。
スプリガンマーク2 リ・テラフォームプロジェクト
1992年 PCエンジン スーパーCD-ROM2でリリース。
”天暦”と呼ばれる遥か未来の地球と火星を舞台に、主人公グレッグは可変攻撃型アームドアーマー
”スプリガンマーク2”(ゲーム序盤はバーソロミュー)に乗り込み、地球を再地球化しようと地球連合軍
に反旗を翻した火星軍と戦う。
前作とは違って横スクロールシューティングになっており、演出的にもゲーム中の会話シーンも
ガンダムチックな演出でガンダム世代のプレイヤーに魅了させている。最後のマービーとの
最終決戦は難易度をハード以降にしないと見ることができないので注意。
スプリガンマーク2は、戦闘の状況に応じてバニシングバスター砲やシールドなど多種多様に特殊武器
を換装できるアームドアーマーである。次のステージではどの武装で挑むか楽しみ方はいろいろ。
アームドアーマーと呼ばれるメカと”天暦”と呼ばれる時代を舞台にしたシューティングゲームは、
ほかにも「武者アレスタ」がある。
スプリガンパワード
1996年 スーパーファミコンでリリース。
こちらも横スクロールシューティング。スーファミ晩期の作品のため、出荷数が少ない。
レンダリングされたメカが滑らかに動くのが魅力。精霊球を取ることでサブウエポンが使える上に、
チャージショットで強力な精霊攻撃が発動。また、独自のシステムに”リスキーテク”ボーナスがあり、
当たり判定すれすれで敵の弾を避けることで、ゲームクリア後に回避した回数でボーナスがもらえる
というもの。後の弾幕系シューティングかすり系統のシステムを先取りしている。
難易度は、上記の2作品に比べて高め。
時系列は、1作目「精霊戦士スプリガン」と2作目「スプリガンマーク2」の間に位置する外伝的な話。