概要
2021年2月7日、小泉萌香さんがTwitterで「【悲報】インカメぽやける」(原文ママ)とツイートをしたことが全ての始まりだった。
続けて小泉さんが「思い当たる節があるとすれば水没してる可能性があるってことかな」と疑問を投げかけたところ、佐藤日向さんが「なぜ水没したんだ?????」と困惑しながらリプライを送った。
これに対し、小泉さんは「なんでやろ…iPhoneシャワーで洗ってるからかな…」と、常識では考えられないことを平然と言ってのけた。
これには佐藤さんも「え???なんでシャワーで洗ってんだ????」と当惑の色を隠し切れないでいた。
更には途中から相羽あいなさんも話に参加し、自身もiPhoneを水洗いして壊した事を報告したり、万一に備えてデータをバックアップするように助言したりしていた。
この常軌を逸脱した行動のインパクトにより、「iPhoneシャワー」がトレンド入りし、当該ツイートは16000以上ものいいねを記録した。
このトレンドは猛威を振るい、一時は「iPhoneシャワー」の順位が「本能寺の変」(大河ドラマ「麒麟がくる」の最終回の内容)を上回った。
流石に小泉さんも「待って?君らiPhoneシャワーでどこまで行くん?」と引き気味であったが、このツイートも17000以上のいいねを集める始末であった。
この一連の騒動によって、小泉さんの奇行が他の声優仲間の耳に入る事になり、西尾夕香さんは「去年の書き初めで「スマホマスター」になると書いていたiphoneシャワーさん。。。」、愛美さんは「スマホマスターのiPhoneシャワー…もえぴ愛おしい…」とそれぞれ言及していた。
その3日後には、ブログが思うように更新できなかった小山百代さんが「もう…こんな携帯…シャワーぶっかけてやろうかな」と、記憶の薄れぬうちにまさかの発言。
声優以外でも、スタァライトの作詞を担当している中村彼方さんが「トレンドのiPhoneシャワーってなんやねんって調べたときの元凶が小泉萌香ちゃんだった時の顔してる」と言ったり、
ファンたちも、小泉さんが演じるキャラクターにiPhoneシャワーをさせたイラストを描いたり、ゲームのレアカード入手演出をiPhoneシャワーに置き換えた画像を作ったりと次々にネタにしていった。
余談だが、小泉さんの所属グループの一つ「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」のメンバーには、ゆで卵を電子レンジに入れて破裂させた大西亜玖璃さんと、壊れかけていたドライヤーを冷蔵庫に入れて冷やした相良茉優さんという、電化製品やらかし持ちが2人もいる事から、セットでネタにされる事があった。
派生
2021年
マッドサイエンティスト
iPhoneシャワーの爆弾発言の後、「iPhoneをキレイにしてあげているつもりだった」という小泉さんに対して「iPhoneさんは貴方のことマッドサイエンティストだと思っていたでしょうね」と佐藤さんが返事をしていたが、3月17日にスタリラがシュタゲとコラボした際、純那とななの肩書がまさかの「マッドサイエンティスト」だったことから、伏線を回収したと一部で話題にされた。
防水スマホケース
3月21日、ラブライブの校内シャッフルフェスティバルのライブグッズ紹介で、小泉さんが防水スマホケースを紹介したことで他のキャストからこの件でいじられた。
このライブは有料生配信もされていたことから、視聴者からの実況投稿によって、再びiPhoneシャワーがトレンド入りする事態となった。
スマホマスター
同じ3月21日、D4DJ公式がさらなる手に打って出た。
愛美さんと西尾さんが挙げていた「今年の目標」にて「スマホマスター」なる目標を掲げていた小泉さん。
にも拘わらず、iPhoneシャワー事件を起こしたせいか「スマホマスター」の個別展示ブースを設けられてしまった。
Wikipedia
4月11日にはあのWikipediaにすら記載される事となり、iPhoneシャワー事件に箔が付いた。
なお、本人が気づいたのは自分のWikipedia記事を読む企画の中であり、「消して!」と要望していたが消されることなく現在まで残されている。
ちなみに、Wikipediaに書かれた日とその動画が投稿された日は1ヶ月も離れておらず、動画の収録日を考えると1~2週間の差でギリギリ書き込まれていたと思われる。
「なぜかカメラ曇るんだよね」
7月23日、ラブライブの別グループLiella!のメンバー青山なぎささんが「スマホのホームボタン壊れた」とツイートしたところ、同グループの伊達さゆりさんが「「なぜかカメラ曇るんだよね」って言ってたから怪しいなとは思ってたけど、まさかホームボタンが先だったとは」というリプライを送った。
これだけでは壊れた原因ははっきりしないが、このやりとりを見たファンたちが続々と「iPhoneシャワーを思い出した」とツイートする事態になった。
「どこで世界1位なっとんねん」
9月4日に配信された「アニソン神曲カバーでしょdeショー!!」で岩田陽葵さんとともにharmoeとして出演し、司会のオーイシマサヨシさんはこの件について「俺これ知ってるわ」と触れ、小泉さんが経緯について詳しく語った。
その結果、オーイシさんからは「どこで世界1位なっとんねん」、アシスタントの鈴木愛理さんからは「だろうね」と評された。
年末調整
記憶から薄れつつあった師走、2021年12月9日、前田佳織里さんの個人のニコニコ生放送を通じて、iPhoneシャワーが再びトレンド入りした。すぐさま本人にも知れ渡ることとなり「だれ?誰がやったの?前田佳織里?あんたなの?そんなことある???」と動揺、前田さんは「犯人はお前田…ってことダネ…(´>ω∂`)(色々あってもえぴでエチュードすることになって…iphoneシャワーになったっていうか…えっと…正直すまんかったと…思っている…🙏)」と反省しているのかしていないのかわからない返答をし、小泉さんは「(΄◉◞౪◟◉`)???この人何言ってんだ?????」と困惑していた。
しかし!これだけでは収まらず、翌朝、佐藤さんがこの件を認知し、「昨日はiPhoneシャワーの年末調整入ったのか」と反応の上、当時のツイートやり取りについて怒涛のリツイート攻撃を仕掛け、なんと「iPhoneシャワーの年末調整」が1日中トレンド入りする事態に。佐藤さんは「いやこれでトレンド入りするなら私にしらすをください」とコメントしている(※しらすとはTwitterの公式マークの事で、佐藤さんはいくら申請しても公式マークが付かないことに定評がある)。
2022年
年末調整の再燃
翌2022年1月13日にも「iPhoneシャワー」がトレンド入り(この時のTwitter は「iPhoneシャワー」をあろうことか「テクノロジー」のトレンドに分類していた。なんてこった。)
そして、佐藤さんは「おい!小泉萌香さんがiPhoneをシャワーで洗った話はもうやめて差し上げなさい!!!」とツイートしているが、“年末調整”にしても、彼女がトレンドという火に油を注いでいるのは明らかである(確信犯だな…)。更にオーイシさんも「iPhoneシャワーっていつになったら許されるん」とツイートしているが、これもあえての行動と思われる。
小泉さんは、今回も犯人探しを開始「関係者名乗り出て???」→この網に勝手に佐藤容疑者とオーイシ容疑者がかかり、「まず2名捕らえました。」。
佐藤被告は「違うんです聞いてください 私は前田佳織里という名のメインディッシュと味付けの調味料こと大石昌良氏に風味としてバジルを添えただけです❗️」と供述している。
なお、やっぱり主犯だった前田容疑者は、小泉さんが(多分)就寝した後になってから姿を見せると「台本の流れで過去回の振り返りからの むしろ謝罪的な方向だったんだけどまじで 気づいたらトレンド1位とかになってた…こんなはずでは…本当になかったんだ…むしろ調味料とバジルがメインディッシュ!前田は…ポテト!ポテトだから!🍟🍟🍟」と相変わらず釈明になっていない釈明をし、逮捕は時間の問題かと思われたが、小泉さんは翌日、PeakyP-Keyのライブで大阪に飛んだため、曖昧になって流れてしまった。
中村さんも「iPhoneシャワー2022」と意味深な発言をしていた。
この件はアップル社関連のニュースを扱う "Appleinsider" も公式ツイートを寄せ、あまつさえこんな記事まで作るに至っている。
当の事件からちょうど1年になる2022年2月7日には、「iPhoneシャワー1周年」「iPhoneシャワー生誕祭(誕生祭)」といったハッシュタグを付けたツイートが多数投稿された。
このタイミングでiPhoneを水洗いする有名人が現れる……
iPhoneシャワー後輩(フワちゃん)
オールナイトニッポンXでフワちゃんがiPhoneを水洗いする常習犯と発言した翌日の2022年3月25日。彼女が上げたツイート『毎回これで壊してるけど、我慢できなくて新しいiPhoneも洗っちゃった』によって、
小泉萌香さんの事件を知るオタク達がiPhoneシャワーを掘り返すことになる。
リプの中には他にもiPhoneを洗う人もいるようでiPhoneシャワーが一般化し始めているかもしれない。
(もちろん洗う人の方が少数で大半の人々は洗わない。洗わない人からすれぼ常識はずれの行動であることが普通である。)
防水性について
Appleは水濡れによる損傷を防ぐために控える行為として「iPhone に水圧が強い水や流速が大きい水をかける (たとえば、シャワー、ウォータースキー、ウェイクボード、サーフィン、ジェットスキーなど)」を挙げている。
…だからといって「じゃあAndroidなら大丈夫だろう」とAndroidスマホならやっていいという話でもない(京セラのTORQUEシリーズの様な「本体のみで『防水性を高めた』機種」も存在はするが、それでも過信は禁物である)。
賢明な皆さんはくれぐれも興味本位で真似しないようにしよう。