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イシサウルスの編集履歴

2022-05-20 22:44:03 バージョン

イシサウルス

いしさうるす

白亜紀後期のインドに棲息した中型竜脚類で、かつてティタノサウルス・コルバーチの名で呼ばれた恐竜である。

発見と命名

イシサウルス、あるいは“ティタノサウルス”・コルバーティ

1984年から1986年にかけてインドのマハーラーシュトラ州マンジャル・スンバのラメタ累層から化石が見つかり、1997年に同じインド産の竜脚類ティタノサウルス属の新種として、ティタノサウルス・コルバーチと命名された。だが2003年の系統解析でティタノサウルスとは異なる新種と判明し、イシサウルス・コルバーチと改名された。


属名はインドにある大学の一つ「インド統計大学(Indian Statistical Institute / ISI)」に因んでおり、種小名は20世紀のアメリカを代表する古生物学者エドウィン・ハリス・コルバートに敬意を表してつけられた。


特徴と生態

ティタノサウルス類の中では多くの部位の化石が見つかっており、頭以外の大部分が知られている。体型はブラキオサウルス科に似た前傾気味であり、頸椎の上部が盛り上がり太い首をしていたのが特徴である。竜脚類としては中型で、全長18メートル・体重14トン程と推測されている。


また、2005年には本種ものである可能性が高いコプロライト(糞化石)が発見され、ソテツ針葉樹に加え、ヤシ科イネ科を含む単子葉類も確認された。この発見により、俗にと呼ばれるイネ科の植物が白亜紀には誕生していた事、植物食恐竜の中でも主に裸子植物を餌としていたと考えられていた竜脚類にも食性が多様であったことが判明した。また、そのコプロライトには樹木の葉に感染し病原となる菌類も確認されており、本種が複数の種類の樹木の葉を食ベていたことも明らかにされた。


古代王者恐竜キング

「7つのかけら」で先行登場し、後に激闘!ザンジャークでカード化された。バトルタイプは激闘!ザンジャークではきょうかタイプ、目覚めよ!新たなる力と「7つのかけら」では超まもりタイプで登場した。固有名詞付き恐竜を除けば唯一の超まもりタイプであるため、甲虫王者ムシキングサタンオオカブトに相当すると言えるかもしれない。必殺わざはグー、ショルダーネームは「恐竜山脈」。「緑の恐竜の卵」使用時に出てくる事もある。


アーケード版ではテクニックが0になっている。


なお「イシサウルス」ではなく「ティタノサウルス・コルバーチ」の名称で登場した。英語版では「Isisaurus」の名称になっていたが。


テレビアニメでは中世のペルシャにあったランプに入っていた。カードが水滴に当たった

事によって現れ、Dキッズと行動を共にしていたが、途中で宇宙海賊ザンジャークのミハサによって操られる。「ハイドロカッター」でDキッズやアクト団を襲うも、最後は倒され、Dキッズがカードを回収した。誰がカードを持ち込んだのかは不明。


メディア

イシサウルスは今でこそティタノサウルスとは別種として扱われているが、日本国内では古生物イラストレーターとして有名な川崎悟司氏の運営サイト「古世界の住人」でのティタノサウルスのイラストが一時期まで本種だったことから、一部の世代からは「ティタノサウルス=本種」のイメージが定着している。


関連タグ

竜脚類 ティタノサウルス類 ティタノサウルス

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