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シャドウホーク(メック)の編集履歴

2022-06-28 18:04:05 バージョン

シャドウホーク(メック)

おこさまらんちいうな

シャドウホークとはバトルテックに登場する人型兵器メックの一つである。重量は55トンで中量級に属する。

諸元

名称SHD-2H シャドウホーク
重量55トン
エンジンコアテック275
歩行速度54.0km/h(5MP)
走行速度86.4km/h(8MP)
ジャンプ能力90m(3MP)
放熱器12基
武装中口径レーザーx1
オートキャノン5x1
2連装短距離ミサイルx1
5連装長距離ミサイルx1
価格453万9381 Cビル


概要

バトルテックに於いて最もバランスが取れていると言われる55トンのメック。

近距離用に中口径レーザーと2連装短距離ミサイルを、長距離用にはオートキャノン5と5連装長距離ミサイルを装備し、更にジャンプ能力も備える。

そして特筆する点として限界までジャンプを行い、全武装を一斉発射してもすべて放熱可能である。この特性から、万能メックと呼ばれる高性能機である。



実情

上記の性能から「いつでもとりあえず何かが出来る」と言う機体ではあるが、同時に「どれも中途半端」というのが多くのプレイヤーからの評価。

近距離/遠距離用の武器をバランスよく備えているが、ダメージを一点に集中させるのが基本戦術のバトルテックと言うゲームに於いて、武器の有効射程が揃わないはかなりのデメリットである。また全武装が命中し、ミサイルが全弾命中しても合計ダメージが19点にしかならないというの結構な問題である。というのもバトルテックでは「各フェイズに受けた合計ダメージが20点以上になると、転倒するかどうかの判定を行わなければならない」というルールがあるのだが、これはつまりシャドウホークは単体では相手を射撃フェイズで転倒させられないと言う事になるのである(同重量メックは遠距離特化のグリフィン、近距離を重視したウルバリーンなので、シャドウホークの中途半端さが余計に悪目立ちすると言うのもある)。

ジャンプ能力があると言っても3ヘクス分しかなく、これも同重量メック二機の5ヘクスに比べて劣る。

こう言った「色々揃っているが、どれも物足りない」性能から「お子様ランチ」呼ばわりされることもしばしば(上記の通り、「何でもできる」という武装と「熱管理不要」という特徴からも「初心者向け」という揶揄を込めて称される事もある)。



改造

こういった理由で改造が行われることも多い。

その場合、大体においてまず真っ先に重いわりにダメージ効率の悪いオートキャノンが外され、威力の低い短距離ミサイルも他の武装に変更されることが多い。火力を集中させるために最低射程が長すぎる長距離ミサイルも射程を揃える為に別の物に替えられ、気がつけば最初の武装は中口径レーザーしか残らなかったと言うのもシャドウホークあるあるである。



総評

それでもバトルテックの表紙を飾った機体であり、また公式の主要登場人物のひとりである“グレイ・デス”ことグレイソン・デス・カーライルの愛機でもあったことから、バトルテックというゲームの「主役機」のひとつに数えても良い名機である。



関連タグ

ロボット SF バトルテック

ダグラム:元ネタの機体。正確にはターボザックを装備した「ヤクトタイプ」がモデル。そう考えればジャンプ能力が低いのも元ネタ通り、か?

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