概要
オズコープの社長(であった)。
ちなみに宇宙人、スクラル人からの侵略騒動を機に英雄となりアイアンパトリオットとなる。(『シークレット・インベージョン』『ダークアベンジャーズ』ほか)
詳細はグリーンゴブリンまたはスパイダーマン、アイアンパトリオットを参照。
なお、コミックでは息子のハリーともども、作品中で「タワシ頭」と呼ばれる事も有る独特の髪型をしている場合が多いが、父子ともに実写映画版で再現された事は無い。
実写映画
サム・ライミ版&MCU
第1作『スパイダーマン』に登場。
やはりオズコープ社の社長であり、ハリーの父。ハリーと親友であるピーター・パーカーとも旧知の仲であり、息子のハリーの事も父親として大切に想ってる優しい科学者だった。
そんな中、新型バトルスーツを米軍に売り込もうとするが、ライバル会社に負けそうになった事で焦りを感じ、開発した超人血清を自身に投与して、その能力を証明しようとする。
しかし血清の影響で誕生した凶悪な別人格に支配され、「グリーン・ゴブリン」が誕生。
正しくあろうとする善良なノーマンと、悪に走ろうとする邪悪なゴブリンの心がぶつかり合う。
そしてスパイダーマンとの戦闘中にグライダーの刃で身体を貫かれる。最期はノーマンとしての人格を取り戻し、「ハリーには言うな。」とスパイダーマンに言い残して死亡する。
この死が原因で息子ハリーがスパイダーマンを恨んで、「ニューゴブリン」となり、最終的に命を落としてしまうきっかけとなる。
第2作『スパイダーマン2』、第3作『スパイダーマン3』にも、ハリーが見る幻覚や回想でグリーン・ゴブリンとしての人格で登場する。
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では、ドクター・ストレンジの魔術の影響により、MCUの世界(アース-199999)に現れる。
前述した映画でスパイダーマンの正体がピーター・パーカー(もちろん、トム・ホランド演じるMCUのピーターではなく、トビー・マグワイア演じるサム・ライミ版のピーター)だと知ってから、死亡するまでの間の時系列から本作にやって来た。ピーターの「ヴィラン達を救いたい」という考えにノーマンとして賛同し、治療薬等の製作に協力するが、途中で再びゴブリンの人格に支配されてしまい暴走を始める。最後はスパイダーマンとの激闘の末、治療薬を打ち込まれた事でゴブリンとしての凶悪な人格は完全に消え失せ、本来の心優しいノーマンに戻り、自分がゴブリンとしてこれまで犯してきた悪事を後悔しながら元の世界へ帰っていった。
マーク・ウェブ版
演:クリス・クーパー、日本語吹替:小川真司
『アメイジング・スパイダーマン2』で登場。
不治の病に侵されており、冒頭早々に死去。ゴブリンにならなかった。