CV:後藤邑子
バリバリのキャリアウーマンとして会社勤めをしている。
まどかとは、恋バナでおしゃべりができるくらい仲好し。
家族を愛しており、出勤前にはキスやハイタッチを交わして挨拶する。
まどかの冗談を受け、割と本気で会社を乗っ取る算段を立てようとするなど豪快な部分もあるが、その実豊富な人生経験から悩み多き娘に適切なアドバイスができるよき母である。
なお、まどかの担任の早乙女和子とは友人同士であり、まどかから彼女の近況を聞きだしたり(第1話)二人で飲みに行ったり(第11話)することのある仲であることが描写されている。
詢子に確かな年齢設定はされていないようだが、小説版にて34歳と明示されている和子と同級生ならば、まどかを産んだのは20歳のときということになる。
BD/DVD4巻のブックレットに収録された新房監督×虚淵玄(脚本)の対談によれば、虚淵氏は「セクシャリティが逆転しているまどかの家庭の関係性は単なる遊びから思いついただけだったが、結果的に『魔法少女』の家庭らしくなった。強いお母さんの下ならば、根性のある女の子がいてもいいだろうな、と」と振り返る。
同時に、新房監督は「あの口調から考えると(詢子は)元不良だったのかも知れませんね(笑)」とも。
第11話では危険な戦いに飛び込もうとするまどかを叱咤するも、既に覚悟を決めているまどかを送り出した。そしてこの時のやりとりが、まどかとの最後の会話となった。
その後、再編後の宇宙でまどかを「懐かしい感じのする名前」と言っている。
Pixivでの扱い
本編と同じく、まどかの良き母として振舞っているイラストが多い。
また、脇役組の中ではかなり濃い部類に入るキャラなので、ネタイラストも多めである。
魔法熟女じゅんこ☆マギカ
本作の女性キャラクターは、二次創作でほとんどが魔法少女にされる運命である。彼女は志筑仁美と同様、かなり初期から魔法少女イラストが存在した。
そしてお約束として「少女じゃないじゃん」というツッコミが入っていたが、「なら魔法熟女でいいだろこの際」という展開となり、さらに本編にて「魔法少女」という呼称は単なるメタファーであることがキュゥべぇ自身の口から語られたため、彼女が魔法少女になっても矛盾はないことが判明した。
本編に関わる考察としては、第10話に登場した魔女・Robertaは「酒好き」という特徴が一致しているので、別の時間軸の詢子が魔女化した姿であるという説がいちおう存在する。
さらに、オープニングでまどかの変身シーンに登場するまどかに似た女性も、少女時代の詢子ではないかという説があった。
中の人ネタ
担当声優の後藤邑子は、豪放磊落で酒豪という性格が共通しているため、中の人ネタでいじられることもある。