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執政官(ゼノブレイド3)の編集履歴

2022-09-07 00:00:51 バージョン

執政官(ゼノブレイド3)

しっせいかん

『ゼノブレイド3』に登場する謎の存在。

概要

赤い仮面とボディスーツに身を包む謎の人物たち。

アイオニオンにおいて、ケヴェスまたはアグヌスの女王に仕え、各地のコロニーに出向き各軍務長たちに指令を伝えている高官。


…というのは表向きで、その正体はメビウスという集団の一員であり、彼らこそがアイオニオン全土をディストピアな世界観に作りあげ、人々を弄んでいる元凶。人々の精神や命を意のままに操る"特権"を与えられており、自ら戦う際にはウロボロスに似た怪物"メビウス"に変身する。

メビウス同士もインタリンクをすることが可能となっている。


殆どの面子は傲慢選民思想に溺れ切っており、フィクサーでありながら愉悦のため、自ら前線でメリットを捨ててでも兵士を苦しめようとすることが多い。

兵士の命や感情を自らの糧でなく享楽としている者も多く、その性格は下衆そのものと言っていい。しかし、この点を逆手に取られて墓穴を掘るメンバーもまた多い。

一方、シーやトライデンの様に人情的な者も少数ながら存在する。


全ての執政官、メビウスを統べるのは、劇場のような場所でアイオニオンの全てを見つめる「ゼット」という存在。


名前はアルファベットと同じ名で呼ばれているが、それは本名のイニシャルでもある。本名が明かされないメビウスも多く、「A」に相応する執政官だけは登場せず仕舞いだった。

最低25人もいる関係上、過半数はメインストーリーには一切登場せず、主に実質的なサブストーリーにあたるヒーロークエストの敵役として登場する事になる。


メンバー一覧

基本アルファベット順

幹部やネタバレ含む重要キャラは更に下へ。

  • ビイ

コロニー9の執政官。ウロボロスの一件で軍務長を更迭し、新たにゼオンを指名。

使えない兵士や裏切り者を酷評する一方、自分は動こうとはしない性格。

ウロボロス抹殺を命じるが、ゼオンが反旗を翻し敗北。


  • イー

コロニーイオタの執政官。戦争を演目と呼び兵士を駒呼ばわりする、メビウスを体現した存在。

才ある駒と称するニイナを我が物とし、自らをさらに高尚な存在へと至らせる事を目的としていたが、当のニイナに嵌められ、ウロボロスたちの手によって撃破される。


  • エフ

鉄機兵を保有する暗殺部隊、コロニー0の執政官、執政官にしては珍しい穏やかなですます口調。

影に徹しながら自らの部下たちに指令を下す。部下たちには歪んだ愛情を向けており、自らの欲望のためならウロボロスとの戦いを避けることも考えている。

鉄機兵の火時計のリミッターを解除すれば搭乗者たちが死ぬ事を知った上で全員のリミッター解除を命令するなどといった残忍な一面を見せた。


  • ジー

コロニーガンマの執政官。

武人肌な性格で、軍務長シドウに生き方を示した。敵対する執政官の中では比較的まともな性格。

ウロボロス抹殺を彼に命じたが、教え子であるミオたちの真っ直ぐな心を感じ取ったシドウは彼女たちとの共闘を選ぶ。彼の意志を尊重する形で彼らと戦うが敗北し消滅。


  • エイチ

CV:平野文

メデューサを思わせるマスクを着用、シティーの民からも生命力を吸い取れる「争闘の火時計」なる特殊な火時計で若い兵士たちに命の火を集めさせていた。

しかし、ウロボロスの力を見誤ったがため敗北しそのまま消滅した。


  • アイ

コロニーミューの執政官。命の火時計を隠す能力を持つが、滅多に姿を現さない。

兵士として問題行動を起こしたマシロを罰として軍務長に指名し、マシロの精神力をへし折ろうと画策。

イチカと名乗り副官として潜入。マシロの天性ともいえる情の厚さに触れているうちに絆されていき、いつしか彼女に親友としての情を覚えるようになる。

ノア一行の登場により追い詰められたことで正体を表すも、マシロは親友だからと向き合った。

最後の決戦では彼女を煽るような態度を取りつつも今後のマシロとコロニーのことを思い、彼女の勇気を引き出す形で戦い敗北し消滅。

秘密の倉庫にはマシロとの思い出を残すような場所が設けられている。


  • ケイ

CV:岩田光央

コロニー4の執政官。女性的な口調だがメビウス形態はかなりマッシブ。

「コロニー4の戦力を惜しまず投入」「エセルも洗脳して尖兵化」「瞳の機能でノアたちの居場所を把握」と万全の用意を整えてノア一行を襲撃したが、不運が重なって後の2つが不発に終わり仕留め損なう。

それでも命の火時計による回復機能を使って余裕の態度をとっていたが、回復機能を濫用してコロニー4の兵士を瀕死の状態に追い詰めたことが逆にノアたちに覚悟を決めさせるきっかけとなってしまい、命の火時計は大破し自らも敗北。死への恐怖を叫びながら命を落とした。ランツがマスクを外したところ、老け込んだ顔をしており、このことでノアたちの中で執政官への疑念が強まった。

「瞳」の力(他者の洗脳及びウロボロスの位置の把握)に頼りすぎるきらいがあることをディーから指摘されていた。

ケヴェスのある兵士を専属画家として自画像を書かせていたが、芸術の概念がないアイオニオンでは全く受けなかった。しかしシティーの人間には技術的には高評価だった。


  • エル

言葉もなくエックスに下僕として付き従う。最初からメビウス状態。他の多くのメビウスとことなり、細身でその姿はインタリンク前のディーとも似ている。エックスと共にコロニー5を壊滅させた。

台詞もなければ執政官姿も見せず、性格も不明で出番も少ない、さらに戦闘時にならなければ名前すら教えてもらえないなど、メビウス随一の不遇な扱い。


  • オー

CV:西村太佑

フクロウを思わせる風貌で「~なんだな」と話す。ピーとインタリンクを果たした姿を「完璧なインタリンク」や「絶対攻撃」「絶対防御」と豪語するが、あっけなく敗北。ピーと共に消滅した。


  • ピー

CV:大原さやか

エセルとカムナビにウロボロスを倒すよう命令。その様子をオーと共に見る。

しかし彼らが自らの自由に解き放たれて、互いの決着をつける事態に陥ってしまったため逆上。

相討ちとなって消えていった彼らを侮辱しインタリンクを果たし、前後に顔が付いた異形の怪物となってノア達の前に立ちふさがる。命の尊厳をふみにじったことで怒りに震えるミオにグーパンで殴り飛ばされる。

その後も渾身の一撃を放とうと前口上を言っている最中にウロボロスミオに蹴り飛ばされるなど、気取った性格が見事に祟り、インタリンクの制限時間を超過。ノア達によって崖を崩され、オー諸共消滅現象によって狼狽しながら爆散するという凄惨な最期を迎えた。

他の執政官からは馬鹿呼ばわりされていた。


  • キュー

コロニー30の執政官。普段は落ち着いた話し方だが、都合が悪くなると豹変したかのように口調を荒げる。

ルディに兵器開発を依頼していたが、あまりに遅いためしびれを切らし来訪。

大型レウニスでノアたちに襲いかかるも、未完成だったため返り討ちにされ爆散

…と思いきや間一髪のがれたらしく、ニイナのクエストで再び登場、資源を巡った争いの勃発を画策し、対峙することになる。

その際にニイナの過去をノア達に暴き、彼女の戦意を喪失させようとしたが失敗。ノアの"剣"のインチキじみた威力に不平を吐きながら消滅した。


  • アール

CV:木下紗華

コロニー11の執政官。自己愛に満ちた戦術家気取りな性格で、兵士を自身が動かす忠実な駒と思っている。

自分への不敬や軍規違反を理由にコロニーの兵士を抱き込みアシェラを追放しようとするが、そもそも命令をロクに聞かない戦闘狂の集まりだったため失敗。その上敗北を期したにもかかわらず、アシェラの「もったいない」という理由で見逃されるという屈辱を受けた。

その後、覚醒クエストにてダブリューの骸兵を利用しコロニー11を追い込む。


兵を引く代わりに名誉を取り戻す「決闘」を申し込むが、実は最初から決闘などするつもりはなく

大昔の「処刑」の場所に使われた地を決闘場にすることでアシェラの「処刑」の記憶を呼び覚ましダブリューの権能で操る為だった。

一度はユーニ達と同士討ちさせるも、ユーニがアシェラの正気を戻したために失敗。

逆上してダブリューと共に襲いかかるも敗北し、呪詛を吐きながら消滅した。


メインストーリーではコロニーの戦争を用いたブイとの賭けに負けている。どうやら特段戦略に長けている訳でもないようだ。


CV:土師孝也

コロニー15の執政官で軍務長も兼務しており、気ままに暮らしている。その正体はお宝探しと美味い飯が何より好きなお気楽おじさんで、テキトーなことと勝負事には大人げないことを除けば執政官では異例のド善人

イベントで主人公一行と出会った後は、メビウスでありながらノア達の仲間としてメビウスに反旗を翻す。

アイによると彼の印象は「バカ」である様子。


  • ユー

コロニータウの執政官、老婆のような穏やかな口調。

自主性を重んじるという建前の元、熟成させた命の輝きが見たかったから、という理由でコロニータウが狙われないように情勢を調整し、その上で成人間際の兵士たちを間引き、その喪失に憂う姿を享楽とするなど、時間をかけてじっくりと苦しめた

コロニータウの兵士を道連れにしようとするが、ユズリハによって阻止された。最期は決意に満ちたユズリハの表情を見て、まるでその命の輝きに満足したかのように消滅した。


  • ブイ

CV:多田野曜平

煽りの入った軽い口調が特徴。チェスのキングを思わせるマスクを被っている。

「兵士たちの断末魔を聞く事」が趣味らしいが、「どのようにして聞くか」はほとんど考えない間抜けな性格。

忘れられたコロニーの襲撃を謀策するが、考えなしの性格が災いし、ロクに偵察もせず攻め込もうとした結果。タイオンの策にはまり敗北。

ゼットに泣きながら謝罪するというなんともみっともない最期を迎えた。


成人の儀の起源となる出来事があった際にもしれっと登場しており、その際は高官らしい口調で話している。が、上官であるエムはおろか、当時軍務長であったクリスの言葉にさえ及び腰になるなど、小心さが窺える。


  • ダブリュー

アールに協力した執政官。無駄な事はやりたがらない無気力な性格。

死亡した人間を「骸兵」として操る権能を持つ。

精神に隙があれば生きた人間でも操る事ができ、アールの策略により一度はアシェラの「以前」の記憶を呼び覚ます事で付け込んだ。

しかしユーニの一撃と説得でアシェラが正気に戻り形勢逆転。その後はアールと共にメビウス化して挑むも敗北。


重要キャラ


僕たちの敵

CV:上田燿司

序盤でノアミオ達を襲撃した執政官。

好戦的な性格をしており、言葉遣いも荒い。爪を最大の武器とし、弾丸のように射出することも可能。戦闘能力は非常に高く、メビウスの中でもかなりの実力者。ジェイとインタリンクすることが可能で、実は最初に邂逅した際もこのインタリンク形態であったりする。

その正体は黒焔のディルクというアグヌスの狂兵士。


  • ジェイ

CV:天希かのん

コロニーラムダの執政官。他の執政官に比べると少年のように小柄で声も高い。が、横から見ると小太りな体形であることがわかる。ディーとインタリンク可能。

泥人形に記憶を移す能力の持ち主。イスルギ達の人形を作成して鉄巨神をけしかけるが、タイオンたちの活躍によってウロボロス抹殺には失敗する。

その正体はノアたちの旧友ヨラン(Joran)。ランツをかばって死んだはずだったが・・・。


  • クリス(シー)

CV:岸尾だいすけ

ノアのおくりびとの教官だった男、メビウス化することもなく素顔を晒し本名で登場。

メビウスになった理由は「ノアの調べを聞くため」と述べ、彼らの主張を「調べ」に例える。


オリジンの欠片を求めてオービルブス要塞までやってきたノア達をキャッスルで迎撃。

対峙したノアに世界を革新しようとする事は強者の理論であり、弱者を捨て置くのかという問いを投げかける。

それに対し「選択すること」「できること」を尊び、弱くとも強くともそれが出来ない世界を認めないノアの覚悟を聞き玉座の兵器を稼働して交戦。

敗北後メビウスには原初からメビウスであった者と、自分やヨランのように人間からメビウスに成った者がいる事を教え、シティーの人々が「希望」であることを伝えるとノアを激励して消滅した。


メビウスの能力で兵士たちを眠らせていたため、オービルブス要塞には人の姿が全く無かった。


なお、本編1000年前にもおくりびとをしており、成人となった兵士を「処刑」する執政官におくりを申し出ている。


CV:照井春佳

ストーリー終盤でメビウスに迎え入れられた。メビウスに対抗するロストナンバーズのメンバーだったが、様々な要因から鬱屈を募らせ、自ら望んでメビウスとなった。


あらゆるものを「カンバスに描いた絵のように」停止させることができ、シティー全体を静止させた。ノア達ウロボロスをもその能力で停止させようとするが、ノアの"剣"の力にはじき返される。


幹部

CV:正体に準ずる

ケヴェスキャッスルの執政官。禍々しい剣を携えている男性。

他の執政官と違いマントのない黄金の鎧を身に着けており、顔を覆うマスクではなく、目の周りを隠す仮面を着けている。他の執政官の命のやり取りによる娯楽を"下卑た享楽"と嫌悪する等、少々毛色が違うようだが…。


CV:正体に準ずる

長い銀髪と猫耳を持っている女性。

エヌと同じく、他の執政官とは違うマントのない銀色の鎧を身に着けている。

他の人間と意識を"交換"する能力を持つ。

担当コロニーは明らかになっていないが、エヌを含めた設定から見るとアグヌスキャッスルを担当している可能性がある。


  • エックス

CV:高野麻里佳

執政官エックス

大きな杖を持った小柄な少女。アルファベットの「X」、あるいは蝶を彷彿とさせるマスクを被っている。ウロボロスやブレイドを封じ込めるという、アイオニオンでは極めて強力な特殊能力の持ち主。

戦闘時には自身の身長を優に超える巨大な鎌を用いる。

その性格は不遜かつ、ノア達を常に馬鹿扱いする生意気な性格。マスクを外したその容姿は白色の短髪と異様に白い肌に加え、顔には紫色の亀裂のようなものが走っているなど、人間離れした特徴を持つ。

ゼットの力に絶対的な信頼を置き、他者を徹底的に見下す素振りを見せるが、ウロボロスの力を恐れているが故の行動でもある。

オリジン内部にてノア達を迎え撃つも、敗北。「死にたくない」と言い残しながら消えてゆくが、なんとこの断末魔、無視することが出来る


メインストーリーではリ・ガート収容所で登場するが、実は潜入前に受注できるユーニのサイドストーリーで登場する。その為、プレイヤーによっては幹部だったのか!?と驚くことに。


  • ワイ

CV:稲田徹

コロニーオメガの執政官。屈強な肉体の大男であり、メビウス形態も他と比べると巨躯を誇る。

その肉体派な容姿に反して、メビウス存続の為に研究を行う頭脳派な一面を持っている。特殊能力は火時計の創造、エセルとカムナビの鉄巨神に使われた火時計や、エイチが利用していた「争闘の火時計」も彼の作品。

兵士を成人間際で再生する技術を生み出したが「兵士に必要なのは闘争本能のみ」と考えるマッドサイエンティスト。

その容姿はエックスやゼット同様に白い肌と髪、ひび割れた皮膚など、彼らとは共通点が多い。

死んだカムナビやミヤビたちを再生し、”最期の命の輝き”を搾取し続ける究極の火時計、「輝煌の火時計」を生み出す。

オリジン内部にてエックスに続きノア達を迎撃。敗北するも、消滅の際には「心地良い…」と言い残す。もしかしたらマッドサイエンティストというよりはただの変態なのかもしれない…


執政官としての体躯は巨体なのだが、肩幅などに対して少々短足気味で、どことなくピクサー映画の悪役っぽい

ミヤビに背中から抱き着くシーンが何度かあり、ロリコン疑惑が浮上している


CV:大塚明夫

メビウスの首魁。メビウスを統べるメビウス。劇場のような部屋で世界の全てを見続けている。

老年の紳士のような容姿を持ち、他のメビウスとは一線を画す圧倒的な実力を持つ。

アイオニオンのコロニーを管理しているわけではないので、厳密には執政官ではない。


関連タグ

ゼノブレイド3 アイオニオン ケヴェス アグヌス

怪人…本作でのポジションを一言で言えばこれが当てはまる。


その正体

以下、ネタバレ注意。


















メビウスという存在は「永遠の今を求める恐怖」の象徴、或いはその意思や願いそのものであるとされる。

ゼット、エックス、ワイは世界が融合した原初から存在していた生まれながらのメビウスであり、オリジンを掌握することでアイオニオン"永遠の今"に閉じ込めていた。

始まりのメビウスであるゼットに至っては元になった人すらない、未来を恐れる人間の思いの集合体である。ある種の超常存在ではあるが、彼もまた人の思念から生まれ出でた人間の成れの果てであり、神では無い。

その他のメビウスたちは彼ら原初のメビウスによって力を与えられた、同じく永遠の今を求める人間である

メビウスとなった人間たちの多くはディーのように自らの欲に溺れて、それゆえに力を欲した者たち。あるいはジェイやエスのようになりたかった自分、なれなかった自分、それらの後悔故に力を欲した者たちである。

それはつまり「最良の人生」「最良の結末」を得られなかった者たちの集いであり、選択できる力を持たぬ弱者たちの叫びの象徴でもある


しかし、止まった世界(アイオニオン)の中での永遠の今の存在であるため、外の動いている世界(本来の世界)では生きることはできない。

それが、メビウス達が本来の世界へ戻ることを拒絶し、アイオニオンを永遠に維持しようとする理由である。

また、アイオニオンの中で生きている限りは永遠であるが、死すると刻印持ちの人間とは違い再生されることはなく、まごうことなき「死」を迎えることになる。


その本質が「未来への恐怖」「喪失への恐怖」であることから、あらゆる人間にメビウスは巣食っているとも説明された。

「未来をつかみ取ろうとする力」「未来を斬り開く意思」はメビウスの対となる心の在り様であり、初代ゼノブレイドで語られた「モナド」とは真逆に位置する存在であるとも言える。

また、未来を恐れ今を永遠とし留まろうとする考え方は、ゼノブレイド2でレックスがシンやメツに対して出した「苦難や絶望に相まみえようともそれでも前に進み続け、未来への希望を紡ぎ次の世代へ託す」という答えを真っ向から否定している。

人々が変化し未来を歩もうとすることでアイオニオンが消え、アイオニオンが消えることでメビウスが消えることを恐れる様は、2のマルベーニが放った「変わる必要などあるものか。変われば全てが消える。私が消えてしまう!それに耐えられる者などいはしない!」という魂の慟哭そのものといってもいい。


ゼットらメビウスとは、神無き後の世界の人々が対峙しなければならない、人間の業である。””と人との戦いから幕を開けたゼノブレイドシリーズの終幕に待っていた最後の敵は、他ならぬ”人”そのものであった。

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