概要
爆走兄弟レッツ&ゴー!!の主人公、星馬豪の相棒のミニ四駆、マグナムシリーズが使う技。憧れて真似をした少年も多いであろう。
どうしてもコーナーが苦手なマグナムセイバー。
そんな中で豪がとあるきっかけからこの技を思いつき、完成させた。きっかけは原作では佐上模型店にあったモデルガン(マグナム)から、アニメではジュンが投げたジャイロボールから。
空中で高速回転することにより、一直線に飛んでいく技。単純な加速の場合もあればショートカットに使われることもある。
実際のミニ四駆レースでやるともちろんコースアウト扱いなので失格となってしまうのだが、ツッコんではいけない(一応自分のレーンに走行可能な姿勢かつ正しい向きで戻れればセーフだが、狙ってやることはほぼ不可能であることには変わりがない)。
どれ程の距離を飛べるかは話によってまちまちなので不明。
初めて作中で披露した際は着地時の衝撃で粉々になるところであったが(烈の助言でフロントバンパーにFRPプレートを装備していたため、ダメージこそ受けたがなんとか走行は出来た)、これ以降はその心配がなくなった模様。
基本的にはS字などのコーナーで使うが、ジャンプ台で使うこともある。GPマシンになってからは強制加速で無理やりジャンプしてストレートでも使用可能になっている。
発動中は、【完全無防備になる】のが最大の弱点。
アニメでは、その弱点を見抜いたレイスティンガーがビクトリーマグナムを破壊した他、ディオスパーダも一緒に飛び出してサイクロンマグナムの後ろについたりされている。
Return Racers!!でもビークスティンガーGにサイクロンマグナムの後ろにつかれ(ジロー曰く「空気抵抗が無くてラクチン」)、危なく破壊されそうになった。中学生編では回転中もマグナム本体に重度の負担がかかることが判明し、大神陽人はマグナムトルネード発動時にマグナム本体が自壊するよう逆算してマグナムにダメージを蓄積させる自滅戦法に追い込もうとした。
十分に加速していないと発動できず、WGPではブロックされた際に烈がマグナムトルネードで突破できないかと聞かれた際、「こんなにゆっくりじゃ出来ない」と返している(十分な加速があればロッソストラーダ戦のときのようにジャンプでのトルネードが可能)。逆に加速していれば使用でき、アニメ版では土屋カップの耐久レース時にバッテリー切れで止まりかけていた時に下り坂に入った事で加速、その勢いで吹っ飛んだ際に使用している。
マグナムシリーズは大体この技を使えるが、アニメのビートマグナムはダウンフォースが強すぎて出来ない。そのため、その代わりとして新必殺技「マグナムダイナマイト」がある。
また、合体技も存在する。
豪曰く「マネしてすぐ出来る程甘くはない」。
実際に原作版MAXで豪樹がマネしたらミスしている(豪は内心では驚いていたが)。
しかし、息子には教えたようで、レッツ&ゴー!!翼ネクストレーサーズ伝で使用している。
Return Racers!!やネクストレーサーズ伝では派生技も登場している。
本来は一直線に飛んでいく技だが、外部要素が加われば、軌道変更もできるようである。
使用できる(した)マシン
- 使用回数 原作 2回(ダブル含む) アニメ 3回(ダブル含む)
- 使用回数 原作 1回 アニメ 7回 Return Racers!! 1回(ダブル)
- 使用回数 原作 1回 アニメ 9回 Return Racers!! 1回
- 使用回数 1回
マグナムソニック(サイクロンマグナムとハリケーンソニックの合体マシン)
- 使用回数 1回
ビートマグナム(原作では発動可能)
- 使用回数 原作 2回(トリプル含む) Return Racers!! 1回
- 使用回数 原作 2回
- 使用回数 1回
- 使用回数 1回
- 使用回数 4回
Zウイングマグナム(スマホゲームのみ)
似たような技をしたマシン
- 作中ではビクトリートルネードと呼ばれる。MGストーンを搭載していた為に可能だった。
- 豪樹がこの技を真似た技。作中ではマックストルネードと呼ばれる
- 工事中の橋をジャンプし、風を味方にして飛んでいた。途中で横風に煽られてしまうが、その影響で回転し始め、豪は「マグナムと同じトルネード」と感じていた。しかし着地ミスで壊れてしまった(修復は可能だったようだが)
- レッツ&ゴー!!翼ネクストレーサーズ伝の登場人物、カールがグレートマグナムRのマグナムトルネードを見てコピーした。
合体技
ダブルトルネード
トリプルトルネード