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ガオガイゴーの編集履歴

2022-11-02 12:51:40 バージョン

ガオガイゴー

がおがいごー

ガオガイゴーは、『覇界王~ガオガイガー対ベターマン~』に登場する勇者王。

概要

 ニューロメカノイド『覚醒人凱号』を核とし、3機の『ガオーマシン』と『ファイナルフュージョン』して生まれた次世代型勇者王。



 『勇者王量産計画 ガオファイガー・プロジェクト』から派生した集大成と云える。


 正式名称よりも『阿嘉松』は特有のネーミングセンスで『牙王凱号』と漢字を当て(心で)呼ぶ。


 『ソール11遊星主』との最終決戦後、ガッツィ・ギャラクシー・ガード主要メンバーや『勇者ロボ』たちが地球圏に未帰還となる中、GGGと(有)アカマツ工業が『Z計画』に基づき共同製作。元々は専用『ガオーマシン』を新規開発する予定だったが、阿嘉松は有限会社社長特有の発想であえて新機体の開発に拘りから、偉大な父や叔父の伝統を堂々と活用してやれば良いと思いたち、設計、製作したガオーマシンを流用する。


 基本部分は準じているものの、その内部構造は古生細菌『リンカージェル』を含むハイブリッド動力に置き換えられた。本来異なる技術体系に属するニューロノイドとメカノイドの技術が融合した全く新しいタイプと言っても過言ではない。従来のヘッドダイバーによるデュアルカインド能力でも動くが、彼らの場合は浄解能力の付与により性能を最大限に引き出せるのが大きい。


 操縦はニューロノイドと同様にコックピット操縦だが、セリブヘッドやウームヘッド何れにもジェルが衝撃緩衝材として機能し、アナライズや、各部分の操縦をボイスコマンドで切り替えるアドバンテージを有する。パイロットスーツはニューロノイドと同じくシースルーのダイブスーツを装着。


 合体するガオーマシンは基本的にはガオファイガー基準だが、ガイゴーにはリングジェネレイターが存在しない為、ステルスガオーⅢではなくⅡが優先的に運用。結果的にスターガオガイガーガオファイガーではズレたガオーマシンのナンバリングが揃う。


基本的な四肢はガオファイガーだが、Ⅱと合体している関係上ヘルメット部と両腕はガオガイガーのものである。ただし、Ⅲもガオガイゴーの予備機として常に使えるように整備されており、合体した際にはヘルメットと両腕もガオファイガーと同じ仕様になる。ただし予備機扱いのため非常時のみの合体パターンとなり、リングが使用できない分Ⅱ合体時より戦闘能力が低下する。

また、ステルスガオーはガイゴーのバックパックのグリアノイドに直接接続されており、ガイゴーの両腕はガイガーやガオファーとは異なりステルスガオーを上から回り込んで押さえつける様な形で折りたたまれているため、必要に応じて展開して四本腕として運用する事も可能。

シナプス弾撃を放つのもこの腕であり、下の両腕で敵を押さえつけたままこの腕でシナプス弾撃を叩き込むといった活用も可能。

ちなみにステルスガオーⅡはそのまま使用しているのでギャレオンの鬣となるパーツはそのままとなっており、デッドウェイトとなっている。(重量バランスの再調整や共用の問題等から外すわけにもいかないと思われる)


 ガオファーと違い構造上プログラムリングを生成不可で、F.F用プログラムは光学回線による無線転送だが、木星で発生した異常電磁場「インビジブル・バースト」の影響による大量の電磁波障害により地球圏全域はもとより木星を中心とした宙域全体で無線が使用不能となった際には有線に変更、変形開始と同時に通信ケーブルが切り離される。木星圏決戦の後、電磁波の影響が消滅してからは再び光学回線による無線転送に切り替わる。


 しかし、GSライドとリンカージェルの複合が結果的に稼働時間に制限をもたらし、ジェルが急速劣化した場合全機能が停止する弱点が発生。循環透析機能は標準装備だが、現状全力稼働した際の劣化速度に透析が追いつかない事態が起きる。あくまでフルパワーを発揮し続けた場合の話で、通常の稼働や短時間出力上昇だけであれば問題はない。とは言え合体が必要な局面は全力で戦う場面が殆どで、運用上無視できない欠点である。


 ただし、稼働時間が今までの勇者王に劣るのかと言うとそうではなく、覇界王戦で、戦闘途中に後から万全の状態で途中参戦したガオファイガーがガオガイゴーと同じタイミングで活動限界ギリギリになり、ガオガイゴーと同時にエネルギー切れとなっている事から、むしろガオファイガーよりも稼働時間は長い。


 また、デメリットばかりではなく、デュアルカインドシステムの特性によりGとJの力を合わせ、各部GSライドとJジュエルの共振により以前よりも凌駕する出力を得た。実際、従来の勇者王のGSライドに加えてリンカージェルエネルギー+Jジュエルパワー+護と戒道の超能力の上乗せ+GとJの共振によるエネルギー増幅、と盛りに盛った構成になっており、最大出力の相当な上昇を果たしているとされる。また、GSライドとリンカージェルのハイブリッド構成により新技・新機能も使用可能。


 必殺技は重機動スーパーメカノイド達と同じだが、防御と攻撃のエネルギーを撚り合せるのではなく2つの力を合わせ緑色ではなく銀色のエネルギーを纏う。これはGとJの共振、すなわちシルバリオンハンマーと同じ現象が顕在化した状態で、出力が従来の数倍に跳ね上がるとされ、元来よりも遥かに強力な技となる。GとJの力を融合させて銀色に輝いた後、技を放たずに共振の出力数倍状態のまま通常戦闘を行うも、片方が肉体的ダメージなどで十分な力を発揮できない状態の時は緊急的に片方のエネルギーだけで従来通り放つ事も出来る。規格が統一されて、重機動スーパーメカノイドの持てるスペックは達成している。


 木星に眠るザ・パワーの奔流から出現した『覇界王』の正体を探るべく、新たなる任務に赴く。一時覇界の眷族となるも、ソムニウム一族に救助され覇界王キングジェイダー戦にて復帰。姿を消している間、2005年、ガオガイガー初陣時に転移させられ。タイムパラドクス回避に、その場に現れた事実は周囲の者の記憶から削除(TVシリーズの展開を曖昧にさせる)。もっとも、いくら記憶や機械に干渉可能とは言え、ベターマン・カラフラクトまで登場したり凱や護を一度昏倒させているなどこの時点でも大分干渉しており、彼ら以外の存在や機械にも対応しないといけないことからユーヤが『それにしても、後始末が大変だな……』と告げるほどだが(ある意味最終決戦で彼らが起こした伏線とも云える)。


 覇界王との決戦に参加した『ギャレオン』はこの時期から来訪。


基本データ

 形式番号:GBR-21

 所属:ガッツィ・グローバル・ガード

 開発:ガッツィ・グローバル・ガード、㈲アカマツ工業

 動力:GSライド、リンカージェル

 装備:

    ブロウクンファントム

    プロテクトウォール

    プラズマホールド

    ドリルニー

 専用ハイパーツール:

    ディバイディングドライバー

    ディメンジョンプライヤー

    モレキュルプラーネ

    ゴルディオンモーター

 技:

   シナプス弾撃

   ヘル・アンド・ヘブン

    




関連タグ

覇界王~ガオガイガー対ベターマン~


ガオガイガー

ガオファイガー




















実は…(ネタバレ注意)

















 生体ユニットには『Gストーンサイボーグ』ヴァルナーが、『ニューロサイボーグ化』された状態で搭載。


理由としては

 『インビシブルバースト』により『ヴァルナー』の生体維持が困難。

 凱号が起動実験中にヒューストン沖に墜落して以降、電磁波防御や水中活動への改良を余儀なくされた。


 二つの問題を一度に解決する結果が『ヴァルナー』を中枢に迎え入れるニューロサイボーグ化だったのである。奇しくもギャレオンに近い仕様となったのは偶然なのだろうか。


 ヴァルナーの飼育員だった『風祭スミレ』も知っており凱号に対して想いを馳せていた。

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