CV:南條愛乃
カナンの親友でヘブン出版のカメラマン。御法川実と共に上海を訪れ、カナンと再会する。過去ウーアウイルスに感染し、父の大沢賢治から与えられた抗ウイルス剤で救われた経緯があるが、彼女自身そのころの記憶は失っている。アニメ本編での年齢は21歳。
カナンらと共に「蛇」の研究施設「ファクトリー」にまで乗り込むが、自身がカナンの役に立たないことを嘆く。しかし御法川に諭され自分のいる場所こそカナンの帰る所であるという思いを強く持ち、カメラマンとして帰ってきたカナンの写真を撮った。カナンとは互いに掛替えのない存在であり、「蛇」との戦いに巻き込まれてもなお心を通わせていく。
列車でのアルファルドとの決戦の際、カナンを覚醒させるため利用され銃で撃たれ重傷を負う。その上閉じ込められた車両に仕掛けられた時限爆弾が爆発し命が危ぶまれたが、すんでのところでユンユンに助けられる。カナンはマリアの安全のため去り彼女は悲しむが、日本に帰国後の写真展でカナン、そしてアルファルド、二人の「CANAAN」の姿を展示した。
しっかり者だったゲーム版とは違い能天気な性格になっているが、これは初期案でメインキャラクターとされていた磯千晶をマリアに統合したため。