｢解ったか？銃だけじゃ解決できない事もあるんだ…!｣
タグとしては｢ロック｣が多い…と言うか、ロックしかないと言うべきか。
人物
昭和49年8月(アニメ版では昭和45年8月21日)東京生まれ。父や兄弟は中央省庁の官僚を勤めるエリート一家の末子。
一年浪人の末に国立大学に入学、卒業後に一流企業の旭日重工資材部東南アジア課で商工マンをしていたが、仕事の為に海外出張をしていた際にホテルモスクワの依頼を受けたラグーン商会により誘拐され、その後人質となる。
しかし秘密保持を目的に会社に見捨てられ、岡島緑郎の名を捨て｢ロック｣として悪党の街｢ロアナプラ｣の住人、そしてラグーン商会の水夫となる。
国立大学へ入学出来る学力、それに併せて海外との取引が多かった為英語が非常に堪能。
日本のヤクザと取り引きするために来日したバラライカの通訳を勤めるほどに流暢な英語を使いこなす。多少のフランス語も体得している。
また、商工マン時代に得た豊富な知識量からラグーン商会の参謀として、国際情勢から鑑みた作戦立案をすることも。しかし裏の道に関する知識は希薄な為、肝心な部分で危機を招いたりしている。
この他、交渉事にも長けており、無断で麻薬の取引をしている組織を牽制する等、ここ一番での肝の据わり方も持ち、バラライカからは｢良い悪党になれる｣と太鼓判を受けている。
性格
裏社会で生きていくには、あまりにも甘い。
ほかの面々に比べると、ロアナプラに入ってから日が浅く、一般常識の枠から抜け切れていない部分もまだ多い。また普段は情に脆く、ときとしてそれに囚われて判断が鈍ることも多い。日本編(Fujiyama Gangsta Paradais)の鷲峰組の代頭・坂東には「鴨がネギ背負って、ついでに鍋とガスコンロも背負ってきたような兄ちゃん」と呆れられていた。
しかし、前述したように土壇場での肝の据わりっぷりには定評上がり、確率の低い賭けでもそこが突破口と分かれば迷わず突き進む、天性の大胆さがある。
そして『ロベルタ編』ではさらに磨きがかかり、作中の誰よりも腹黒く悪党な一面をのぞかせることになる。
策士とかギャンブラーってレベルじゃねぇぞ、この黒さっ?!
しかも、現状では自覚症状が無い。
ロック、恐ろしい子・・・!!
ちなみに作品では数少ない「銃を持たない主義」の人物。
服装
元サラリーマンだった事もあるかもしれないが、海賊でありながらホワイトカラーと呼ばれるカッターシャツとネクタイ、スラックス姿で通しており、劇中においてもラフな姿は見せて無い。(レヴィよりアロハシャツを贈られているが、趣味に合わないらしく一度も着用していない)
