CV:小川真司
絆だと?くだらん…そんなものは幻想だ
もしあるというのなら見せてみろ、お前たちの絆の力と言うやつを…!
概要
遊戯王ZEXAL(無印)のラスボス。
普段は研究に没頭しているせいか滅多に表に出さない。
Mr.ハートランドを裏で操るハートランドの真の支配者。100年に一人の天才と言われる科学者。自称「ジーニアス(天才)」。
生まれつき病弱だった息子ハルトの命を救う為に全てを捨てた男。ゴミとハートにこだわりを持ち、自らの科学力と多数のナンバーズ・ハンターによってナンバーズを回収している。
息子たちと同じ苗字で本名が「天城フェイカー」である可能性が高いがその点は不明。
Dr.フェイカーに立ち向かった3名を総称し三勇士と呼ぶ。
アニメ版
過去
100年に一人と評される天才科学者であり、かつてハートランドシティを作り上げた。
生まれつき病弱だった息子ハルトの命を救う可能性を異世界に見出し、異世界の扉を開く為に親友バイロン・アークライトと遊馬の父九十九一馬を生贄として異世界に送り込んだ。
そして、異世界の扉から行き着いたバリアン世界でバリアンと名乗る謎の存在と、ハルトの延命と引き換えにアストラル世界を滅ぼすという契約を交わす。
無印
Mr.ハートランドを介して息子のカイトを含むナンバーズハンターにナンバーズを回収させ、ナンバーズの力を集約した弾丸「スフィア・フィールド砲」によってアストラル世界壊滅を目論む。
その為にWDCを開催し、決勝戦のフィールドをスフィア・フィールドにすることで全てのナンバーズを回収し、いよいよスフィア・フィールド砲の発射段階となった。しかし遊馬、凌牙、カイトによりスフィア・フィールド砲の発射を阻止され、さらに3人の持つナンバーズを回収すべく自らデュエルで戦うことになる。
使用デッキモンスターのカテゴリーは「ガーベージ」。「フェイク」と名のつく罠カードを使用する。
切り札は、No.53偽骸神Heart-eartH、及びその真の姿No.92偽骸神龍Heart-eartHDragon
カイトの父だけあって相応の実力を持つデュエリストであり、自らのデュエルを魂のデュエルと称す。マッチョな外見に反して、偽骸神と罠カードによるバーン、ライフ回復を軸にアドバンテージを稼いでいくテクニカルなデュエルが特徴。
しかし、絆の力と称する3人の抵抗に追い詰められ、その目的であるハルトの救済をカイトに明かし、カイトと和解する。今まで明かさなかったのは、カイトが必要以上にハルトを心配しなくてもいいようにと考えていたからとか。
そして「もう何も捨てなくていい」というカイトの言葉に涙を流すが、その直後、契約相手のバリアンに体を乗っ取られバリアン・フェイカーへと変貌、ゼアル化した遊馬によってバリアンから解放された。
本人は使用しないが、カイトたちが使う「フォトン」と名の付くカード群はフェイカーが作った。
崩れゆくハートの塔から遊馬、カイト共々トロンによって救出され、その際にトロンと和解。
遊馬の願いもあってカイト、ハルトと仲良く暮らすことになった。
Ⅱ(セカンド)
キャスト欄に名前がありながら1年以上経過しても全く登場しなかった。(ただし、回想や名前はかなりの回数登場する。)
無印で行った悪行は、全てバリアンのせいということで周りには許されてしまっている。最終的には全てドン・サウザンドのせいになった。
134話にて遂に再登場。
ハルトと共にカイトたちの戦いを見守っている。悪党面ではなくなったが、やっぱり顔芸。
どうやらバリアンとの戦いからは身を引いている様子。
Mr.ハートランドが戻らないのでどうやら表社会に復帰しハートランドシティをまとめているようだ。
最終回ではトロン、V、それに息子のカイトも助手に加え研究を再開している。
更には次男のハルトやオービタル7、彼と相思相愛であるオボミとその2機の子供(子機?)までもが研究に携わるシーンが見られた。
ゲーム版
激突!!デュエルカーニバル
妻(カイト&ハルトの母)がいない事が判明(離婚or死別)。
そのため、羽原海美を妻に迎えようと暗躍していた。
ほとんどのキャラクターがコナミ君を既存キャラを誤認する中(例えばドルベならコナミ君をナッシュ扱い)、コナミ君本人を認識する数少ない存在。
また、彼だけはコナミ君を単なるデュエリストではない事を看破していた。
デッキは偽骸神と暗黒界の2種類。デッキが両方レベル9なのは彼だけであり、ラスボス補正と言われている。
タッグフォースSP
タッグは組めないが登場。
今回は3種類全てが偽骸神デッキである。
デュエルカーニバルよりは改善されたが、それでもAIの関係で事故率が高い。
にもかかわらず、双六やZ-ONEと並ぶデッキレベル9。
やはりラスボスという立ち位置がデッキレベルに補正されていると思われる。
漫画版
アニメと同じくナンバーズハンターらを影で操る黒幕。カイトとはアニメ同様親子。
アストラル最大の敵であり、アストラル世界だけでなくこの世界をも滅ぼそうとしている。
元々は平和的な研究者だった。しかし、余命いくばくもないハルトを救う為にアストラル世界の力を利用しようとしたが、逆にハルトは現在のような廃人状態に陥ってしまった。
その為、ハルトを元に戻す為にアストラル世界を滅ぼそうとしている。
無限エネルギー機関を開発したり、無生物に命を与えるなど科学力はもはや魔法レベル。
元助手の瑠那と敵対している。
八雲興司曰くなんと、すでに死亡しているらしい。(どういうことだ!まるで意味がわからんぞ!)
ハルトの魂を呼び戻すべくアストラル世界への攻撃を続けていたが、成果はなく、患っていた不治の病によりこの世を去った。
1年近く彼の姿を見た者はいないことから、物語開始時点ですでに故人であったと思われる。その死は、無限エネルギー機関の利益を横取りしようとしていたMr.ハートランドの手によって隠蔽されていた。
アニメでも座っていたでかいイスに座ったままミイラのような状態になっており、それを見たカイトからは「あんた以外に誰がハルトを治すんだ!!」と絶叫された。
使用カード
フェイカーのエースモンスター。
遊戯王ZEXALでは完全耐性を持つ唯一のモンスターであり、他にも異常なほどに大量の効果を持ち、アストラルがまさに最強のナンバーズを評したほど。
フェイカーの真のエースモンスター。
偽骸神の真の姿であり、最凶と言われるナンバーズ。
完全耐性は失ったが、それを埋め合わせる絶大な制圧力を持ち合わせる。
関連タグ
九十九一馬 バイロン・アークライト (父親版三勇士)
フェザール・イゼルカント、フリット・アスノ:フェイカーやトロンと同時期のアニメに登場した似た者同士で、どちらも自分の目的の為に子供を利用している。
この少年の台詞を借りれば、フェイカーとトロンは正に同じコインの裏表とも言える。