※もしかして→ジャスティン・ビーバー
概要
体長80~120cm、体重11~30kgほど。北アメリカ大陸とヨーロッパ大陸に生息している。
水中の生活に適応し、後ろ足には水かきがあり、尾はオールのような形で皮膚が鱗状で平たく大きい。糞と尿は総排出腔から排泄する。
草食性であり、草や木の葉、木の皮などを好んで食べる。水中を主な生活の場にしているが、一応陸上でも活動できる。
巨大な門歯で、木をかじり倒しダムを作ることで有名。
ヒト科以外のほ乳類で唯一自然環境を作り替える動物とも呼ばれる。
和名は海狸。オマエ海に住んでねぇじゃねーか。と言うか狸ですらないじゃん!
ビーバーの巣
- 巣の入口がいつも水中に隠れているよう、水位を調節するためのダム
- 巣の入り口は水中にあり、天敵が入れない。
- 数十年ほどで堆積物がたまってダムは使えなくなる。つぶれたビーバーのダムは肥えた土壌となり、新たな森の礎となる。
- 決壊すると最悪の場合、洪水を起こす事もあるが、カナダで原油のパイプラインが破断した際にはビーバーのダムが原油の流出を防いだという記録が残っている。
人との関係
粗い外毛の下には白く柔らかな下毛が密生しており、ビーバーハット(ビーバーの下毛のフェルトで作ったトップハット)を作るため乱獲され数を減らしたが、代用品として羊毛フェルト製の帽体に絹で表地を打ったシルクハットが考案され、保護活動もあって棲息数が回復した。
主な種類
- アメリカビーバー(メイン画像)
- ヨーロッパビーバー
ちなみに、日本からも化石が見つかっている。
絶叫するビーバー?
ネット上では「絶叫するビーバー」なる動画が出回っているが、この動画に映っているのはビーバーではなくマーモットで、けたたましい雄叫びも編集で後付けされたもの。
本来のマーモットの鳴き声は「ピー」とホイッスルのような甲高い鳴き声で、決して人間男性のような野太い叫び声をあげる事はない。
関連タグ
「わんわん物語」にも、出演。