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宇宙船(雑誌)の編集履歴

2023-01-13 20:23:28 バージョン

宇宙船(雑誌)

とくさつおたくごようたしのざっし

ホビージャパンから刊行されている特撮・SF系ホビー雑誌。

概要

世界各国の特撮に関する情報を掲載している雑誌で1980年の創刊~2005年までは朝日ソノラマから刊行されていた。季刊(1984年~1989年、2002年~2005年は隔月刊だった)。


朝日ソノラマ時代の旧宇宙船は当時の特撮オタクのバイブルであった一方、頑なに怪獣推しの姿勢であり、逆に東映特撮昭和二期ウルトラマンの扱いが悪かった。完全に扱わないないならまだしも、「一応特撮だから」みたいな中途半端な扱い方であった。

この背景としては読者・編集者の世代が昭和一期ウルトラマン直撃世代なのと、宮崎勤事件の影響で「子供向けの番組を見ている異常者」の非難を恐れ、この世代の特撮オタクの間に「東映特撮や昭和二期ウルトラマンは子供向けだが怪獣モノは大人向けなんだ」という尻尾切りの風潮があった、ということがある。

これは怪獣特撮オタクと東映特撮オタクや昭和二期ウルトラマン世代の間に禍根を残した(長谷川裕一の『すごい科学で守ります!』も特オタ業界での東映特撮の扱いの悪さから書かれた)。


ところが2000年からのイケメンヒーローブームで急遽東映特撮を表紙に出し始めるなど迷走。怪獣派からすれば「イケメンヒーローなんて軟派だ」、東映派からすれば「今更媚びるのか」ということで、2005年にVol.119をもっていったん休刊となった。ただし休刊後も編集部は存続しておりイヤーブックやファンタスティックコレクションなどの関連書籍は2006年以降も発売されていた。


2007年に朝日ソノラマ自体が解散し、同年8月12日に開催されたワンダーフェスティバルにおいてホビージャパンが『宇宙船』の商標と編集権を朝日ソノラマより譲り受け復刊することを発表。


2008年に復活した新宇宙船は看板とは裏腹にアニメを取り上げる事もある反面、何故か初期はガールズ×戦士シリーズを頑なに扱わなかったなどやはり些か迷走が目立つ。2012年発売のvol.137から全ページカラー化し、2018年にはSSSS.GRIDMANに登場。表紙には、まさかとも言うべき客演と言えるアンドロメロスの姿もあった。こちらに関しては公式許可済である。


関連タグ

特撮

朝日ソノラマ ホビージャパン

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