Nova(MARVEL)

のぶぁ

MARVELに登場するキャラクター。

概要

キャラクターとしては個人名ではなく、銀河の治安を守る自警団「ノヴァ・コァ（Nova Corps）」の構成員を指す。元は惑星ザンダー（Xandar）の民兵かつ探査要員で、他星系の民族も加入するようになり、現在では約500名が活動中。

…早い話がMARVEL版グ○ーンラ○タン。"corps"「軍団」が全体名に付くのも同じ。

星のあらゆる知識を蓄積した人工知性「ワールドマインド」からエネルギー「ノヴァ・フォース」と指示を受け取り、行動する。

上から順にプライム / センチュリオン / デナリアン / ミレニアン / コァマンと階級が分かれており、下に行くほど能力が限定される。

地球人からも数名選ばれており、以下は特に有名な2人。個人タイトルでは主人公を務めている。

初登場は1976年の『Nova Vol.1 #1』。

元はニューヨークに住む普通の高校生で、ある日偶然出会った瀕死の宇宙人ローマン・デイから力を託され、彼の後継のノヴァとなった。

識別番号は「1124 94 4 396」。階級は最終的にプライムまで上り詰めている。

地球に宇宙に活躍したが、一時期疲れから立場を放棄。しばらくしてドウェイン・テイラー / ナイト・スラッシャーと出会い、彼が創設した若手チーム「ニューウォリアーズ（New Warriors）」にアンジェリカ・ジョーンズ / ファイアスターらと加入。同僚のネイモアの従妹ナモーラと恋人になった。

その後宇宙での活動も再開したが、留守中に『シビルウォー』の発端となった事件でドウェインやナモーラが死亡し、しかもちょうどザンダー星に滞在中に「ネガティブ・ゾーン」の支配者・アニヒラスによる侵攻『Annihilation』が発生。

ノヴァ・コァが全滅する中、ワールドマインドから全エネルギーを注がれ、最終的にアニヒラスを打倒。精神的にも大きく成長した。

弟のロビー（Robbie）は『シークレット・インベージョン』後のコァの再編時に、兄の反対を押し切ってノヴァの一員になっている。

初登場は2011年の『Point One #1』で、当時14歳。2013年の『Nova Vol.5』から主人公。

ちなみに名前はライターのジェフ・ロブが亡き息子から付けたらしい。

父が行方不明になった後に現れたガモーラとロケットラクーンから、父が自分に度々話していた通りノヴァだったことを明かされ、父のスーツ「ブラックノヴァ」を受け継いだ。

このスーツは階級に縛られない「スーパー・ノヴァ」という秘密作戦部隊の証で、ワールドマインドの許可無しにフォースを受け取ることが可能。元はハッキングにより力を悪用していた集団を父が潜入捜査で捕まえたことから特別に授与されたもの。

地球関連では、アンジェリカの恋人で創設メンバーだったヴァンス・アストロヴィク / ジャスティスに賛同して第5期となるニューウォリアーズを、同じ若手とチーム「チャンピオンズ」をそれぞれ結成している。

リチャードがプレイアブル化。ハルクからは「人間ロケット」と呼ばれている。

サムが登場。アホの子がぴったり当て嵌まるお調子者。後先考えず行動しチームメンバーを振り回す。動物（特にウサギ）が大嫌いという可愛らしい一面を持つ。

両親が居なかった為か、ピーター・パーカーのおばメイをとてもよく慕っている。

「ノバ」表記で、こちらもサム。同様にお調子者だが、頭が良く、誰にでも友好的。天然傾向。

アカツキ・ヒカルのクラスメイトで、ヒカルがソーと話しているところを目撃しアベンジャーズ入隊を迫るも断られ、その後ディスク化してしまった為、一時的にヒカルのセカンドヒーローとしてアベンジャーズに受け入れられた。

属性はエナジー、必殺技は「ノバ・ブラスト」。

ギャラクタスのヘラルド（尖兵）に同名の女性がおり、リチャードと地球での活動時期がかぶっているため、区別する際は彼の方が「キッド・ノヴァ」と名乗っていた。

彼女の本名はフランキー・レイ（Frankie Raye）。ファンタスティック・フォーのヒューマントーチや同僚のシルバーサーファーとは恋人だったが、同僚のモーグに殺された。

また同僚のエア・ウォーカーとファイアーロードはノヴァと似た服を着ているが、2人は元々ザンダー星の探検隊に所属しており、ルーツとしては同じ。

その特徴的なヘルメットから「バケツ頭」と弄られることが多く、『マヴカプ3』ではフランク・ウェストから、『アルスパ』ではピーターから呼ばれるシーンがある。