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アルカードの編集履歴

2012-05-04 09:20:31 バージョン

アルカード

あるかーど

アルカード(Alucard)とはドラキュラ(Dracula)のスペルを逆さまに読んだもの。
  1. 悪魔城ドラキュラシリーズの登場人物、アルカード
  2. BLAZBLUEの登場人物→レイチェル=アルカード
  3. もしかしてあの旦那→アーカード
  4. 偶然で若干違うけどもしかして→アルクェイド・ブリュンスタッド

ここでは1.について解説する。


概要

悪魔城ドラキュラシリーズに登場するキャラクター。

本名は『アドリアン・ファーレンハイツ・ツェペシュ』。同作に登場するドラキュラ伯爵と人間である『リサ』との間に生まれた実の息子である。


父親は暗黒世界の魔王として恐れられる畏怖の対象であるが、人間の血が半分流れている事と母親が最後に残した遺言から、割と人間に理解がある。人間との混血(半吸血鬼)である彼は、吸血鬼特有の邪悪な意思(狂気)や弱点をある程度克服しているが(血を吸わなくても不老、日光を浴びても死なないetc)、死んでしまうと人間の部分が消えて吸血鬼の邪悪な部分だけが残ってしまうので死ぬ事はできない。人間に反旗を翻した父親を倒す(救済する)ために、ヴァンパイアハンター達と協力関係にある。


実はHoDのキャラクター紹介までは、公式でダンピールだと言われた事は無かった(一部の雑誌などの紹介欄では記載されていた事はあった)。更に言えば、「悪魔城伝説」時代の方向性が確立していなかった(統括するディレクターが存在しなかったため)当時の彼の設定は現在とは大きく異なっていた。


悪魔城伝説のアルカード

悪魔城伝説(一番右)

伝説パーティ(右下)

当時のアルカードはドラキュラ伯爵に無理やり半吸血鬼にされたと言う設定であり、また黒髪短髪のオールバックなドラキュラのステレオタイプみたいな格好をしている。1人では父親に敵わなかったため、地下墓地の奥に身を潜めて親父を滅ぼせる心強い仲間を探していた。


主人公であるラルフより頭1つ分くらい頭身が高いため当たり判定も若干大きく、メイン攻撃のヘルファイア(前方に弾を発射する)は射程が長いものの威力、連射性、軌道(身体の中心、腰辺りからまっすぐ発射される)共に微妙な使い勝手であり、パワーアップして3方向に発射できないと自身めがけて飛んでくるコウモリ一匹倒す事さえ困難極まると言うもの。

更にどういう訳か階段に足をかけると何故か撃てなくなるという変な欠陥仕様だったため、上級者どころかマゾ向けと称される事となる。一応固有能力としてコウモリに変身して飛ぶ事はできるが、それでも一部のステージでしか活躍できず、ハートの消費量も比較的多かった。そのため他の仲間キャラクター達(壁も天井も移動できるグラント・強力な魔法攻撃ができるサイファ)と見比べると非常に見劣りするため、現在では考えられない程に当時は冷遇の極みにあった。


悪魔城伝説をベースとしているパチスロ版IIIでも前述の設定が採用されているが、外見は月下の夜想曲のもの(後述)に限りなく近いものとなっている。


月下の夜想曲以後のアルカード

悪魔城ドラキュラ アルカード

悪魔城伝説版アルカード→イケメンアルカード(300年の眠りを使用)


作中の年月では約300年後、ベルモンド一族の危機と悪魔城の復活を察知した彼は、ゆるいウェーブのかかった金髪(かなり薄いため人によっては白髪銀髪とも)と貴族風の衣装に漆黒のマントに身を包んだイケメンの青年になって帰ってきた。


300年もあれば吸血鬼も変わるのだろうか、こちらのアルカードは良好なゲームシステムの仕様上から非常に強くなっており、ヴァルマンウェ二刀流とか親父の力で親父を撃破とか攻撃と防御と回復を一気に行う手段があったりとか、やりたい放題の様相を見せてくれる。デス様が装備を取り上げるわけである(時にはそれすら回避されるが)。日光は平気だが、水に浸かると体力が時間経過で減少する……事もあった。しかしそれもホーリーシンボル(どう見てもシュノーケルなのだが)の力で克服。顔が出ていても体半分が水に浸かるだけで削られていたのは内緒。

有角orアルカード

月下の夜想曲で父を倒した後の動向は不明だが、暁月の円舞曲蒼月の十字架で、ドラキュラの生まれ変わりである来須蒼真の監視役として再び登場。この時は黒髪長髪で漆黒のスーツに身を包んだ『有角幻也(ありかどげんや)』と名乗っている(どう見てもバレバレだが)。蒼月のおまけモードで再びプレイヤーキャラに返り咲くが、月下時代のチートクラスな攻撃方法は自重している(武器の壁貫通技は健在だが)。


ジャッジメントのアルカード

ストーリーモードにて、最初から使用可能なキャラクターの一人。

時間軸としては月下の夜想曲以降(なおかつドラキュラ完全消滅以前)からの参戦。

銀髪ストレートに、鎧を思わせる衣服が特徴。


漆黒たる前奏曲のアルカード

同作の主人公ソニア・ベルモンドと恋人同士であり(何時そんな関係になったのか不明)、後に2人の間にラルフが誕生したとされている。もしこの設定が公式となれば、ベルモンド一族はドラキュラの血族であり、更にラルフは父親であるアルカードと共に祖父であるドラキュラ伯爵を滅ぼしたと言う事になってしまう。

そのためこれ以降の作品の設定崩壊と矛盾を解消するべく、コナミ側はこの話を外伝作品でもない全くのパラレルワールド作品にして扱っている(但しこの作品はIGA氏を筆頭とする東京開発部署ではなく、当時無名だった名古屋の開発部署で開発されている)。

なお、衣服こそ月下の夜想曲のアルカードに近いが、青白い肌なのが特徴。


関連イラスト

アルカードやめられない、とまらない

バッタ吸血鬼と噛ませ犬ハンターの冒険

関連タグ

悪魔城ドラキュラ キャッスルヴァニア

月下の夜想曲 暁月の円舞曲 蒼月の十字架 Harmony_of_Despair

ラルフ・ベルモンド リヒター・ベルモンド ユリウス・ベルモンド

来須蒼真

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