「かつて戦争があった・・・」
「一つのコロニーの独立運動に端を発した紛争が地球全土を巻き込む全面戦争となったのだ」
概要
アフターウォー以前の時代に起きた地球連邦と宇宙革命軍の大戦争。第7次宇宙大戦とも表記される。
地球圏を統治する地球統合連邦政府に対してクラウド9と呼ばれるコロニーにおいて起きた独立運動をきっかけに発生した紛争が拡大していき、遂には地球圏を巻き込んだ戦争となった。革命軍は反抗的なコロニーに対して毒ガス攻撃を行い住民を虐殺すると言う暴挙に打って出たばかりか何度か地球への降下を行ったりした。
この戦争において人類の革新と言われたニュータイプが戦争の道具として利用されていった。
戦争が膠着状態となって8か月が経過し、ライラック作戦と言った侵攻作戦を連邦軍に潰されていった革命軍は業を煮やし、地球連邦を降伏させる為に地球に甚大な被害をもたらすコロニー落とし作戦を画策した。だがそれに対して地球連邦軍はかねてから極秘裏に開発していたGXを始めとするNT専用の決戦MSガンダムを投入したコロニー迎撃作戦によって徹底抗戦の構えに打って出た。その戦闘の最中、GXがGビットと共にコロニー目掛けてサテライトキャノンを発射した。この一撃こそが人類史上最大の悲劇の幕開けであった。
GXの攻撃で焦った革命軍は作戦を強行、連邦軍も一歩も退く事無くこれに応戦したが戦いは泥沼同然になり、遂には大量のコロニーが地球に落下し、地球に致命的ダメージを与えてしまう。
結果、連邦軍と革命軍も壊滅状態となり、100億もいた人口もその9割が失われ、この戦争は勝利者などいないまま終戦した。
地球連邦政府の崩壊により地球は5年に渡る核の冬と無法状態となり、宇宙もコロニーの多くが破壊された。
そして15年後のアフターウォー0015年、地球はようやく安定期へと入ったがそれでも秩序の崩壊した世界は無法同然の情勢であった。そして滅びたはずの旧連邦の亡霊と革命軍の亡霊もまた再び動き、新たなる戦いの準備へ入っていた・・・
余談
モチーフは1年戦争である事は確かであるがむしろこっちの方がかなり悲惨である。また第7次という点から見てそれまでにも6回ぐらいは宇宙戦争が起こっていた模様である。詳細は不明だがLMモデルジェニスとドートレスの解説によると第1次宇宙戦争からMSが投入されたと言う。
関連タグ
レジェンド大戦：作中で語られる過去の大戦争繋がり。
