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空想樹海紀行オルト・シバルバーの編集履歴

2023-02-07 16:57:58 バージョン

空想樹海紀行オルト・シバルバー

くうそうじゅかいきこうおるとしばるばー

『Fate/Grand Order』における第2部「Cosmos in the Lostbelt」の第7章後半からの改題。

この記事はタイトル含む全てがFGO第2部第7章の重大なネタバレを含んでおり、プレイ時の楽しみを大きく損ねる可能性があります。よって、閲覧する際はその旨を承知の上でお願いします。














































概要

ORT復活を目論むテスカトリポカを退けたカルデア。

しかし遅れて到着したデイビット・ゼム・ヴォイドは己が能力で一行を圧倒し、その隙に自身の肉体に埋め込まれた異星の神の心臓と自分自身を生贄として捧げ、遂にORTは復活してしまう。


この異聞帯のORTは、かつて勇者王カマソッソに敗れ、本来ならば殺されても身体のパーツが何か1つでもある限り自動蘇生できる驚嘆すべき存在だが、ミクトランのマィヤによって易々復活しないよう細工を掛けられ、今日まで眠らされていた。

だが眠っている間に空想樹を侵食・吸収しており、今では彼本来の侵食固有結界『水晶渓谷』が変質している。

その変化とは、ミクトランに存在する樹木全てを空想樹に変換するという地獄絵図そのもの。これがORT起動と共に牙を剝いたのである。


さらにはそこから無数の種子を撒き散らし、通った道全てを水晶へと還元していく。オセロトル、ディノス、原生生物、その全てを殺し尽くし、切り離されていた自分の心臓を取り返すべく進撃する究極侵略生物。

地球の崩壊を防ぐため、カルデアは遂に型月世界最強の一角に挑み、その上での勝利を義務づけられる事となる。


そしてORTの起動と侵食に伴い、ステージ選択画面の『黄金樹海紀行ナウイ・ミクトラン』がボロボロと剥がれ落ちて、『空想樹海紀行オルト・シバルバー』にタイトル名が変化する。


登場人物

黄金樹海紀行ナウイ・ミクトランを参照。

加えて、カルデア(プレイヤー所有)の全サーヴァントが参加する。


ゲームにおいて

この改題が行われると同時に、本章はORTを止める事だけに終始する内容へシフト。

無論、今までで一番無茶かつ過酷なミッションなだけに、冥界域の現地協力者やストームボーダーからの供給でなんとこれまで縁を結んだサーヴァント全てを用いた総力戦を挑むことになる。


この際、プレイヤーの所持済サーヴァントがアカウント毎にきちんと累計され(同一サーヴァントは保管室のものもまとめて一騎扱い)直前のシオンの台詞にも反映される凝った仕様。

さらに、連続無差別召喚という無茶の極みを敢行しているためか、決戦の進行に伴ってマスターの表情画面は徐々に険しく苦しそうに曇っていく演出も。


ゲーム上では自身の育成したサーヴァント全てを駆使して挑み、バトルは前編同様の3Dモデルを使用。今回は移動し続けるORTを追撃・迎撃しながらの戦いとなるため、移動モーションやBGM等を含め、ケルヌンノス戦を上回る大迫力のバトルを味わえる。


しかし、前編での前哨戦で見られた不穏な演出が的中し、1度倒されたサーヴァントは何とそのままORTに吸収され、以降の総力戦には出撃できなくなってしまう

そして出撃できるサーヴァントが尽きると「敗北」となり、一から総力戦をやり直す羽目になる。


そのため、主力サーヴァントは適切にぶつけて行かなければならない。

例えば『残りゲージが少ない時はあまり強くないサーヴァントのみでゲージブレイクを行う』や『5回オルトと戦えば再使用可能になるマシュを最大限使用する』等の工夫は必須となる。育成の甘いサーヴァントがいるなら、マシュ復活までの時間稼ぎへ回す使い方もある。


回避や無敵などのダメージを無効化するスキルはバトル中は解除不可デバフの影響で『最大HPが』グングン減ってしまう都合上、バトル開始直後に使うより、2.3ターン後の体力が減ってきたら使うと効果的だ。

また、同じ理由でHP回復や最大HP増加のスキルとは致命的に相性が悪いため、アトラス院礼装やアニバーサリーブロンドなどの火力支援やサポートに向いている礼装を付けていくといいだろう。

一度に供出する人数をあえて少なくする戦術もある。特に所持サーヴァント数に自信のないプレイヤーへは推奨される。


また、サポーターとなるサーヴァント等でアタッカーにバフを積みまくり、一気にゲージを削り切るのは事実上不可能となっており、1ゲージブレイクする度に「アナライズ/デコード/ディセーブル」というスキルで強化解除+NP減少+スター減少を行った後、上記のデバフで最大HPを限界まで減らしてから即死クラスの全体攻撃3回を必ずしてくるため、どんなに削れても1バトル1ゲージ分、控えも含めて2ゲージ分が限界になる。


一回戦は我々の見慣れた蜘蛛型形態。

  • HP100万×11ゲージ

クラスはフォーリナーに加えて、基本7クラスに挑むたびに変化する。

これに総力戦にて挑戦することになる。先述の通り11ゲージを削るまでに、多数のサーヴァントが使用不可になるのだが、ある程度育成をしているマスターであれば倒すことは決して難しくはない。


しかし、撃破したかと思われたら、背面の円盤部分だけで動き出した

なんと、背部の円盤部分こそが本体であり、蜘蛛状に見えていた体の正体はなんと角質、即ちORTにとっては部分程度でしかなかった。

なお回転しているため解りづらいが、円盤の方にも蜘蛛形態と似た顔が埋まっている。


二回戦としてこのUFO形態という本気モードが相手となる。

  • HP120万×4ゲージ
  • HP200万×1ゲージ
  • ラストのHP300万×1ゲージ

1ゲージはイベントで自動的にブレイクされるが、全体ではなんと計16ゲージを全て削る必要がある。そして最後のゲージ(300万)に到達するまで、サーヴァントの吸収状況は継続する。


余談

七章の題名は長らく「樹海」以外の文字が伏せられていたため、ユーザーの予想の中に「空想樹海〜」というものが存在していたが、シナリオの終盤にてその予想が最悪の形で的中してしまう形となった。なお「黄金樹海紀行 ナウイ・ミクトラン」と「空想樹海紀行 オルト・シバルバー」は字数が一致する為、どちらを伏せ字に当てはめても成立するようになっている。


前編でテスカトリポカが前借りで用意したORTは『当初の計画通りに顕現した場合のORT』である。つまりイスカリが素直に生贄となり、そして自身の心臓である太陽を取り戻した場合のエミュレートであった。


カルデアが対峙したORTも規格外の戦闘能力を持っていたが、あくまで『心臓が無い』という大幅な弱体化を受けて『再起動直後(起きた直後)』の本調子が出ていない状態で突然『よく分からない使命』を与えられてやらなければならないと勘違いして出てきた所という三重ハンデを持った不完全な状態だったのだ。

これですらも、カルデアが今まで交戦してきた最大規模の魔力を有していた一等惑星級のビーストⅥ/Sや二等惑星級のビーストⅠを上回る、恒星級という比べるのも烏滸がましい規模の魔力を有している。


だがさらに恐ろしいことに、シオンの話によると異聞帯のORTは汎人類史のORTより出力と攻撃性が少ない、言わば『ORT亜種』とでも言うべき存在となっていた。

一概に比較することはできないが、汎人類史のORTはこの個体以上の攻撃性能と出力を持っていることになる。


亜種と言えど、流石は型月最強ドジっ子といったところか。


関連タグ

Fate/GrandOrder Cosmos_in_the_Lostbelt 異聞帯

黄金樹海紀行ナウイ・ミクトラン ORT





















持てる全ての手札を出し尽くし、様々な要因に助けられ、これまで結んできた数多くの縁を駆使し、苛烈極まる壮絶な激闘の果てに、カルデア陣営は遂にORTの撃破という大偉業を達成

第7異聞帯でのカルデアの旅は終わりを迎えた。













……かに思われた。

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