誘導
この記事では『Splatoon2』以降に登場する「リッター4K」について記述しています。
『Splatoon』(初代)に登場する「リッター3K」についてはそちらの記事を参照してください。
概要
『スプラトゥーン2』・『スプラトゥーン3』で登場するチャージャー種のブキ。
初代『スプラトゥーン』で登場した「リッター3K」のモデルチェンジ版。シリーズ通して改名されたブキは今のところリッターのみである。製造はリッター3Kと同じくハイドロ社。
モチーフがガソリンスタンドの給油管なのは変わらないが、タンクが鉄道のタンク車を模したプラスチック製(インク色反映あり)となったほか、ノズルの色が黄色になった。
一方『3』ではタンクが『1』時代の金属製に戻り、黄色かったパーツは青色になった。また持ち手には7セグ液晶がつき、インク色はタンクではなくチューブ部分に反映されるようになった。
ちなみに給油ノズルは『2』の黄色がハイオクガソリン用、『3』の青色が灯油用を意味する。
3K時代から大きく性能が変化しており、具体的にはイカの通り。
強化点
- 燃費が改善され、フルチャージからの発射可能回数が4回に増加した。
- 半チャージ時の射程減少がなくなった。
- 新要素「チャージキープ」に対応。
弱体化点
- 射程が大きく減少している(試し撃ちラインでおよそ7.2本分→6.2本分)。
- 半チャージ威力が弱体化。「攻撃力アップ」ギアパワーも廃止されたため、半チャージだけでのキルが不可能になった。
- サブがクイックボムでなくなったためいわゆる「クイボリッター」、凸砂スタイルができなくなった。
射程減少は一見大きなデメリットに思えるが、『2』以降では他のブキも軒並み射程が減っており、またリッターが全ブキ中最長の射程を持つことに変わりはないため、圧倒的な射程から一撃必殺を届けるという性質に変化はない。
『2』のイラストブックには「飛距離フリークが改造した違法リッター」なるイラストが掲載されており、実際の性能以上にあまりにもリッターへのヘイトが高すぎたことをイカ研究所も気にしていたと思われる節がある。
そして、『3』でも4Kのままモデルチェンジのうえ続投となった。3Kが復活することはあるのだろうか...?
種類
登場しているのはオリジナル版の「リッター4K」、メーカー純正の特注モデル「リッター4Kカスタム」、そしてそれぞれのスコープ付きモデル「4Kスコープ」・「4Kスコープカスタム」。
Splatoon2
名前 | サブ | スペシャル | ランク |
---|---|---|---|
リッター4K | トラップ | アメフラシ | 20 |
4Kスコープ | 〃 | 〃 | 30 |
リッター4Kカスタム | ジャンプビーコン | バブルランチャー | 26 |
4Kスコープカスタム | 〃 | 〃 | 30 |
ギアパワー「メイン性能アップ」の効果:射程が微上昇する
リッター3Kからロードアウトも大きく変更された。
攻撃力アップのギアが無いため半チャージで確1は不可能となり(それに伴い半チャの射程減もなくなった)、また新ステージは安定して狙撃できるポイントが少ないため環境的にかなり弱体化した。
無印はスペシャルウェポンのアメフラシが重要で、アメフラシを受けた相手であれば半チャでも撃ち抜くこと(いわゆる「擬似確1」)ができるようになる。
カスタムではバブルランチャーが鍵。遠くから撃ち抜いて相手の上空で爆発させる「空爆」戦法が得意。一方でサブの攻撃力がなくなったため、よりメインの腕前が問われるセットである。
Splatoon3
名前 | サブ | スペシャル | ランク |
---|---|---|---|
リッター4K | トラップ | ホップソナー | 18 |
4Kスコープ | 〃 | 〃 | 27 |
マイナーチェンジ版は2023年春シーズン現在未実装。
メインの性能はほぼ据え置きの性能。サブも『2』と同じトラップだが、スペシャルは『3』で初登場のホップソナーへと変更された。
本作においては
- 実装されているステージが全体的に縦長の構造で、裏取りや側面からの崩しがしづらいこと
- ステージ内部の構造物等もチャージャーに有利な配置が多いこと
- サブ・スペシャルともステージ構造・戦術の両方にマッチしており無駄がないこと(トラップは裏取りの抑制、ホップソナーは索敵とダメージ)
これに加えギアパワーの相乗効果や3からの新テクニックによって『リッターの独壇場』と呼ばれるほどに猛威を振るっている。
更に2においてリッターに対する最大の抑止力となっていたハイパープレッサーが未実装であることも追い風となっている。
代わりとして初代におけるカウンター的スペシャルだったスーパーショット・メガホンレーザーがマイナーチェンジ版のウルトラショット・メガホンレーザー5.1chとして復帰し、新スペシャルでも長距離砲を持つカニタンクが登場したのだが、ウルトラショット・カニタンクは足が遅くなるためリッターからの迎撃の危険性があり、メガホンレーザー5.1chは一撃必殺ではなくなったことと新テクニックの弾避け技「イカロール」の存在があり、これまでほどの効果的な抑止力とはなっていない。
1・2からの蓄積による熟練チャージャー使いの増加もあり、一部では初代と同等、あるいはそれ以上にリッターに対するヘイトが高まってしまっている状態にある。
おすすめギアパワー
- インク効率アップ(メイン)、インク回復力アップ
余程の事ではやられない武器なのでイカにメインを撃てるかが重要。回復時間を短くして相手にプレッシャーを与えよう。
- 復活ペナルティアップ
同じく余程の事ではやられないので『相手だけでなく自分にも効果のある』デメリットを踏み倒すことができ、リッターとは非常に相性が良い。
- イカダッシュ速度アップ
狙撃場所の早期確保の為に。余程の事が無いとあり得ないが懐まで来られた際に逃げ切るという使い方もある。
- ヒト速度アップ
そもそもイカダッシュを殆ど使わない武器なので初動速度を気にする以外ならコチラの方がオススメ。
サーモンランでの立ち回り
フルチャージ時の攻撃力が600に強化されており、これはクマサン印のブキやスペシャルを除けば単発火力としては最高である。
ドスコイやバクダンはもちろん、ヘビやテッパンも一撃で仕留める大砲のような存在に。高体力シャケを撃ち抜いたり、ドスコイを貫通で纏めて消し去ると仲間から喜ばれるぞ。
一方燃費はそのままなのでフルチャの装弾数が4発しかない。1発1発を大事にしてキッチリ撃ち抜こう。
重量級の宿命で機動力には劣るので、通常のバトルと同じく、安全エリアからの狙撃でオオモノシャケたちを確実に倒そう。特にハシラを処理した後に残る柱の上からの狙撃は強力だが、モグラの襲撃や、カタパッド・タワーの狙撃には注意。
オカシラ戦でも一発600の破壊力は魅力的なのでオカシラを直接撃ちたくなるが、他の武器次第では積極的にオオモノ処理を受け持とう。
スプラチャージャー同様2までスコープ版とスコ無し版は別扱いだったが、3からはスコープ版はシフトに登場しなくなった。
関連イラスト
『2』版
『3』版