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コマンドフォームの編集履歴

2023-06-25 14:07:38 バージョン

コマンドフォーム

こまんどふぉーむ

特撮番組『仮面ライダーギーツ』に登場する形態。

『FULL CHARGE』


ギーツ「おっ…抜けた…!ってことは…」


『TWIN SET』


『TAKE OFF COMPLETE JET AND CANNON』

『READY FIGHT』


「凄ぇなこれ…!」


概要

仮面ライダーギーツ』に登場する形態。

デザイアドライバーに、一対のレイズバックルであるコマンドツインバックルを装填して変身する。

変身音は意訳すると「離陸完了、飛行と砲撃」


リボルブオンによってジェットモードキャノンモードの2つの形態を切り替えて戦う。

ジェット半身とキャノン半身は武装以外は基本的に同じ形状であり、フィーバーフォームのような上下に同じ装甲を装備した形となるが、ジェットはオレンジ、キャノンはブルーで差し色が異なっている。


変身時は他のレイズバックルと違い、ロゴが変身者の前面に出現する。バックルを操作すると他のレイズバックル同様ロゴがアーマーに変化し、左右に展開され装着される。


『仮面ライダーギーツ』における中間フォームに当たる形態なのだが、バックルはどのライダーでも使用できるため、主人公であるギーツだけではなく他の仮面ライダーも使用している。


この形態になるにはまずレイジングフォームに変身し、レイジングソードのエネルギーを溜め込んでからバックルを解放させなければならない。一度変身するにはある程度の時間と手間を使う二度手間な形態でもあり、敵が複数人いない状況ではあまりチャージをためられず中々変身できないという独自の弱点がある。

デザイアグランプリのルール上、本来仮面ライダー同士が戦闘するのは御法度でありもっぱら敵は複数で行動していることがザラなジャマトなので、元から敵側と複数相手取ることを考慮した設計になっているのもある種当然である。


デザイアグランプリの新シーズン開幕後はチャージを貯める間もなくゲームを有利にしなければならなかったり、そもそも制限時間が設定されていることも多かったので、あまりコマンドフォームが活躍する機会には恵まれなかった。

ギーツは一度も入手せず他の大型バックルをメインで使い、次の中間フォームへ移行した。

タイクーンは18話で入手して使ったものの以降は28話まで全く出番がなく基本形態のニンジャフォームを優先して使っていた。また、その29話以降も今のところ出番はなく、ニンジャフォームがメインとなっている。

第40話にて景和がツムリに強力なバックルを要求する際、回数制限のあるブーストや、ギャンブル要素の強いフィーバースロットを優先していたことからも、本形態がいかに扱いづらいのかが強調されることとなった。


しかし、出番は少なながらも中間形態ポジションなだけあり並の大型バックル形態程度ならば通常攻撃一発でオーバーダメージを与えられる攻撃力の高さを誇っており、ジャマトライダーやラスボスのフォートレス級ジャマトすら倒せる高いポテンシャルも秘めている。飛行能力を駆使し仲間の窮地を助けた場面も存在する。


キャノンモード

「コマンドキャノンバックル」をドライバー右側にセットするか、ジェットモードからリボルブオンすることで変身する形態。


スペック

ギーツ

仮面ライダーギーツ コマンドフォーム キャノンモード

身長205.2cm
体重96.0kg
パンチ力12.8t
キック力32.0t
ジャンプ力15.2m(ひと跳び)
走力6.5秒(100m)

タイクーン

「今度こそ…勝ち抜く!」

身長193.2cm
体重94.3kg
パンチ力12.2t
キック力31.1t
ジャンプ力14.0m(ひと跳び)
走力7.0秒(100m)

初使用は13話でギーツが変身。タイクーンは14話で変身した。

実は基本スペック自体はブーストフォーム以下でありパワーは(パンクジャックの)フィーバーモンスターフォームと同等レベル。特にスピードは見た目通りの重装備形態なだけあってニンジャフォーム以下とそれぞれの面だけ見ればフィーバーフォームと前後する程度ではあるが、後述の能力を含めたトータル性能ではデュアルオン形態やフィーバーフォームを遥かに上回る性能を誇る。


控え目な機動力も後述の飛行能力を有している点を鑑みれば、ジャマトライダーレイジングフォーム以上に勝手の利く調整がされていると言える。


高性能とは言えブーストレイズバックルほぼ一発限りの使い捨て戦力フィーバースロットレイズバックルフィーバーフォーム所か小型バックルを引いて弱体化すらあり得る運任せ仕様な点を考慮すれば、チャージありきとはいえ恒久的かつ安定して戦力を強化させられるのがこちらの長所と言える。


目を引く両肩の拡張装備「トロンキャノン」

  • ショートバレルながらも有効射程13km
  • ロックオンでホーミング化する
  • しかも発射直前に荷電粒子を収束させて攻撃する荷電粒子砲の一種

という破格のスペックを誇る。


胸部装甲「キャノンシンクロジション」は優れた火器管制能力と鉄壁の防御力により、変身者ひとりでミッションを遂行できる程の能力を与える。腕は「ツインハンド」となり、レイジングソードと砲撃を組み合わせることにより近~中距離攻撃を可能とする。


またトロンキャノンが備わる肩アーマー「ブラストディフェンダー」は爆風による自傷ダメージを極小化する特殊フィールドを展開し防御する。


太腿の「ジェットボトムポジション」、足首の「ツインフット」により、三次元的機動力と高いジャンプ力、加速力、そして強力なキックと、砲撃特化とは思えない程の空中機動力を与え、その際の抵抗は膝の「エアロディフェンダー」から発する特殊フィールドで制御している。


レイジングフォームから頭部の「コマンドギーツ/タイクーンヘッド」はCモードに拡張。砲撃戦に関するあらゆる能力を高めるようパワーアップする。

DGPに参加している仮面ライダーの視界には、左上にミニマップと現在地、下部にHPとエネルギー量を示すゲージ、右側にチャットログとFPSを思わせるまさしくバトルロワイヤルゲームらしい画面が表示されているが、コマンドフォーム時は複眼を覆う「コマンドゴーグル」の様な太いV字型のオレンジ色のエリアが追加され、ロックオン機能使用時にはより鮮やかなオレンジとライトブルーの2種の照準によって敵に狙いを定めるエフェクトが入る。


ジェットモード

「コマンドジェットバックル」を右側にセットするか、キャノンモードからリボルブオンすることで変身する形態。


スペック

ギーツ

Jet & command

身長205.2cm
体重96.0kg
パンチ力10.6t
キック力26.2t
ジャンプ力24.2m(ひと跳び)
走力6.0秒(100m)

タイクーン

ジェットモード

身長193.2cm
体重94.3kg
パンチ力10.0t
キック力25.3t
ジャンプ力23.0m(ひと跳び)
走力6.5秒(100m)

バッファ

《KAMEN RIDER BUFFA COMMAND》

「ギーツ、お前を越えてみせる!!」

身長209.6cm
体重104.4kg
パンチ力10.4t
キック力25.5t
ジャンプ力22.3m(ひと跳び)
走力6.9秒(100m)

ギーツは15話、タイクーンは18話、バッファは25話で初使用。

機動力重視故かパンチ力とキック力はキャノンモードより劣るが、代わりに高い空中機動力を獲得、自由自在に空を飛び敵を攻撃できるようになった。

ジェットモードとなったことで脚部に集中していたユニットが上半身に移行し、ホバーやスラスター程度だったものはこの重量で軽々飛行させられるだけの装備となっている。その証拠にジャンプ力は段違い


トロンキャノンの代わりに展開されたウイング「ウインガンカー」

  • ウイングなので推力を起こし飛行能力を与える
  • 加速で生じた衝撃波を切断攻撃として応用しジャマトなどを叩き切れる
  • 伸縮自在でアンカーのように何かに突き刺すことができるため、急旋回も空中静止もできる

という、こちらもこちらで破格の機能を備えている。

が、バッファ使用時は彼の力のゴリ押しによる戦闘スタイル故に、格下の通常形態であるギーツ・マグナムフォームにはレイジングソードで大振りになった隙を狙われて互角の戦いに持ち込まれてしまった。


胸部「ジェットシンクロジション」は優れた空間認識能力と鉄壁の防御力を与え、同じく単独でのミッション遂行能力を与える。

膝にあったエアロディフェンダーは肩に移動し、ツインハンドは飛行時の風圧の中でもレイジングソードを自在に振るうことができるようになる。

脚の「キャノンボトムポジション」は火器管制装置の役目を果たしスラスター制御を行い、「ツインフット」はキャノン時の装甲を転用した、超高度からの急降下キックによる砲撃並みのキックを放つことができる。


こちらの形態では頭部の「コマンドヘッド」もJモードが起動。目視によるロックオンや砲撃のホーミングと言ったCモードと共通の視覚化された高度な情報処理能力の他、「ジェットヘッドガード」に付与された拡張機能が空戦に関するあらゆる能力を高めている。


必殺技

コマンドツインビクトリー

『LOCK ON』

『COMMAND TWIN VICTORY』

キャノンバックルのボタンを押してエネルギーをチャージ。その間に対象をロックオンした後レバー操作で発動する。

モードによって異なるが、どちらもキャノン側にエネルギーを集中させて放つのが特徴。

  • キャノンモード

仮面ライダータイクーン

トロンキャノンの砲口に水色のエネルギーを集中させ、強烈な砲撃を放つ。

13話でのギーツはビームとして、14話でのタイクーンは大量の光弾を放つ形で使用した。

前者の発射時には腰からウインガンカーが伸縮してアンカーとなり、発射の際の反動を軽減する。

  • ジェットモード

キツネ狩り、その結末

飛翔しながら水色のエネルギーを纏って飛び蹴りを放つ。なお、この際はボタン操作によるロックオンは行わない。

16話ではタイクーンのタクティカルレイジングとナーゴのタクティカルファイアによって足止めされたグレアに向かって放ち、大ダメージを与えた。

ガンバライジングでは敵の頭上へ飛翔し、真下へと飛び蹴りを叩き込む。


グレイトハイパービクトリー

『GREAT HYPER VICTORY』

ジェットバックルのボタンを操作して発動。

今のところ未使用。


余談

  • パーソナルアクセサリーの「ギーツテール」「タイクーンバンデージ」「バッファムレータ」はレイジングフォーム時点では装備されているがコマンドフォームでは外されており、これまでの形態とは大元から異なる存在である事が分かる。
    • パーソナルではないアクセサリーは引き継がれるらしく、25話のかみなりジャマト祭りの参加者が共通して着用している「鈴が取り付けられた鎖」は、バッファがコマンドフォーム変身後も身に付けたままとなっていた。
  • コマンドツインバックルがキャンペーン都合(あちらの記事参照)によりギミックを伏せたまま公表されたため、当初はアイテムのみでどのようなフォームに変身するのかすら不明だったという特殊な形で公開され、後日あらためてフォームについて解禁された。
  • 玩具ではリボルブオンでの変形に加え、従来のフォームのように半身に分けて他のフォームと組み替えることも可能となっている。
    • フルチャージされたコマンドキャノンバックルを他のライダーに使わせたり、レイジングフォームのもう片方にキャノンバックル以外のバックルを組み合わせたりできるのかどうかは現時点では不明(『JET AND CANNON』という変身音やデュアルオンではなくツインセットと言うツインバックル専用の用語から察するに前者に関しては非対応の可能性が高い)。
    • 後者はバッファ版レイジングフォームのもう片方がジャマトバックルという形で実現した。
  • バッファが自分を切ってチャージしてジェットフォームになるという荒技は、バッファのスーツアクターである縄田雄哉氏によると、アクション監督の藤田慧レイジングソードを投げつける演出をつけたことに感銘を受けてそのインスピレーションに答えるべく自分を切ってチャージしたいと閃いたと自身のTwitterにて裏話として語っている
  • 仮面ライダーバトル ガンバライジング』では最終弾であるGG3弾にて実装。最終弾のメインLRとしてフィナーレを飾った。
    • その後、後継の『ガンバレジェンズ』では今のところ正式実装はされておらず、ライジングのカードを使う形での登場のみとなっている。
  • 主役ライダー中間フォームとしては珍しく、年明けの第2クールに登場しないまま次の強化形態へと移行した。現在既に最強フォームが活躍しているが、ギーツのコマンドフォームは16話以降登場していない
  • タイクーンのマスクとキャノンモードの上半身は後にブジンソードへと改造された。中間フォームのスーツが最強フォームのスーツに改造されるのは2年連続である(ジェットモードは生きており、ブジンソード登場翌週にバッファが変身している)。

関連イラスト

仮面ライダータイクーン コマンドフォームキャノンモードギーツ VS タイクーン

コマンドフォーム仮面ライダーバッファ コマンドフォーム


関連タグ

仮面ライダーギーツ

ギーツ 仮面ライダータイクーン 仮面ライダーバッファ

コマンドツインバックル レイジングソード レイジングフォーム

強化フォーム 中間フォーム


関連・類似キャラクター


主役ライダー中間フォーム(1つ目)

バリッドレックスゲノム()コマンドフォーム


2号ライダー中間フォーム

ホーリーライブ()コマンドフォーム


ギーツの中間フォーム

()コマンドフォームブーストフォームマークⅡレーザーブーストフォームブーストフォームマークⅢ

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