北海道内の電化区間、特に札幌近郊においては輸送需要の増加が著しく、新駅の設置や列車増発などの対応が図られてきた。従来から同区間で使用してきた711系電車や50系客車は2扉でこの条件に対応しきれず、内外装の仕様を一新した新形式として開発された車両が本系列である。 1988年11月3日に営業運転を開始した。
当初はサイリスタ位相制御を用いた3両編成を基本とし、札幌駅を中心とする近郊区間で使用された。 1992年には空港アクセス輸送(新千歳空港駅乗り入れ)に対応する6両固定編成が製作され、翌1993年製造の6次車からはVVVFインバータ制御を採用するなど仕様の変更を重ね、2003年まで製作された。
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