一影九拳で特別に畏怖される人物。
相手が武人として挑んでくれば、例えそれが女子供であろうと本気で迎え撃つ。
しかし武人以外は絶対に手にかけず、非常に弟子想い。
弟子をなんともおもっていない拳聖や拳魔邪神とは折り合いが悪い。
特に拳魔邪神ジュナザードとの間柄は、逆鬼との決闘を邪魔された上に、闘志のない兼一を始末するのに利用されるなどしたために最悪で、彼を葬るべくティダード王国にまで乗り込み戦った。ジュナザードの超人じみた戦闘力に相当の手傷を負わされるも、なんと最後の最後で大逆転、一撃でジュナザードを仕留めた。実力ではジュナザードに敵わないが、武への執念で勝利をもぎ取った。というか、どう見ても邪神は逆鬼に目移りしすぎであり、逆鬼がそばにいなかったら危なかったかもしれない。
過去
闇の流れをくむ流派の師匠につき、闇人候補生として訓練を受けていた。
同じ境遇の逆鬼とは友人同士だったが、闇入りの際のゴタゴタで離別。
以来、逆鬼は活人拳を掲げる梁山泊に、本郷は闇の一影九拳へと属し、対立する事になる。
青年時代はまだ神とは呼ばれておらず、異名は「人越拳」だった。
現在も一部の達人からは神を付けずに「人越拳」と呼ばれることがある。
技
人越拳 ねじり貫手
超ド級の威力を誇るねじり貫手。その威力は容易く人体を貫通する。
人越拳 陰陽極破貫手
力のない虚の貫手と全身全霊を込めた実の貫手を同時に放つ。
相手がいかに強大であろうとも2分の1の確率で相手を死に追いやるチート技
ただし、相手の退路を塞ぐ必要があり、相手に隙がある時にしか使えない。
人越拳 脚破貫手
陰陽極破貫手の派生技。
陰陽極破貫手の実の貫手すら防いでのける程の相手の場合に使用。
自分の貫手を足で蹴り上げさらに威力を底上げすることで相手を貫く威力を得る。