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グルメッポーイの編集履歴

2023-09-01 21:56:06 バージョン

グルメッポーイ

ぐるめっぽーい

「映画クレヨンしんちゃん バカうまっ! B級グルメサバイバル!!」のボスキャラクター。

概要

CV:中村悠一(幼少期:松元恵

 

本作のヴィランで、「世界A級グルメ機構」なる組織の最高責任者。

名前通りの美食家で、A級グルメ以外をグルメと認めず、B級グルメの壊滅を企んでいる。その手始めにテロ行為・会場の乗っ取りを実行に移し、焼きそばの名人"ソースの健"が秘蔵する「究極のソース」を奪おうとした。

 

性格・人物像

普段は丁寧だが、激情すると急に言葉遣いが荒くなるという分かりやすい二面性のある人物。一方でコミカルな面も見せ、カスカベ防衛隊が「美女がいる!!」と指を適当な方向に指すと、微妙に顔を赤らめながらそっちを向いたりした場面も。

 

しかしナイフとフォークで人1人を投げ飛ばしてしまう程の戦闘技術や、梯子を外された後の焼きそばのやぐらを最上階までよじ登る身体能力も併せ持ち、組織の長に恥じぬ高スペックを誇る。

 

なおB級グルメに嫌悪感を抱いているのは本心からではなく、両親の「A級グルメこそ至高で、B級グルメなど認めない」という価値観を押し付けられ、「珍妙かつ窮屈な作法」を叩き込まれてきたせい(つまりその窮屈さから目の敵にしているだけ)。常日頃「A級」の美味しいものを食べているはずだが、彼の食事シーンに笑顔が無いのが哀しい。



幼少期そして事の結末



幼少期

彼は裕福な家庭だったものの、子供の頃から食事の作法等から厳しく育てられてきた。幼少期のある時、海外で出店していたソースの健が作る焼きそばを見て、感銘を受けるも父親が「汚らわしいもの」と呼び捨てた事により、その焼きそばを食べる事は叶わなかった。これがB級グルメ壊滅を企むきっかけと思われる。

つまり、彼がB級グルメ壊滅を目論んだ動機は「あの時食べられなかった悔しさと鬱屈からくる八つ当たり」であると思われる。



ネタバレ注意!


















最後はしんのすけ達が作った『究極の焼きそば』を食べ、感動のあまりに涙を流す。

仲間達と共にB級グルメカーニバル会場を修復した後は、ソースの健と共に旅に出たのであった。



しんのすけに究極の焼きそばを差し出された時は、一度は拒むも「じゃあオラが食べる」としんのすけが食べようとすると「あぁっ!」と惜しんで見せたり、その焼きそばを食べさせてもらった後、噛みしめながら涙を流して「やっぱり…ウマいじゃないか…!!」と言った事から、本当はずっと焼きそばを食べたかったのだと思われる。

実際、エンドロールではシレっと数人分をゲットして、得意げになっている彼の姿が描かれていた。よほど食べたかったのだろう。

長きに渡る抑圧と鬱屈から一気に解放されたが故に、少々加減ができなかったのかもしれない。


その後

襲来!!宇宙人シリリの再登場キャラの一人として登場。温泉街に出店を出していた辺り、ソースの建に弟子入りした模様。


関連タグ

哀しき悪役


クレヨンしんちゃん関連

Dr.アカマミレ:悲惨な過去&和解が共通点となっており、元々は風呂好きであったが、30年前に常連だった銭湯の下駄箱の3番の鍵を誰かに取られたという恨みを理由に風呂嫌いになったが、後に改心し、3番の鍵を持っていた草津に譲り渡って和解した。


ケン&チャコ:根は悪人ではないが、自分の理想の為に過激な行動に出てしまったボスキャラ繋がり。ただし、彼ら二人は悲惨な過去こそ感じさせるものの、明確に過去を描かれた訳ではないため、単純にグルメッポーイやその他のボスキャラと同じ様に扱えないと言う違いがある。


四膳守:悲惨な過去を送っていたと言う点では、グルメッポーイとは似たもの同士である。また、それらが無理解な家族によってもたらされたものである点も共通している。


黒岩仁太郎:次作の映画のボス。哀しい出来事がきっかけで悪の道に進んでしまった首領。こちらも四膳同様、無理解な家族からの扱いにより道を踏み外した。こちらの末路は映画とコミックで大きく異なり、後者では救いのある最後になっている。


それ以外

ウィリー・ウォンカ:「自分の親に『食べたい物を否定された過去』が原因で性格が歪んでしまった」点では共通している。ただウィリー・ウォンカはお菓子を愛していると言うのがグルメッポーイとは異なる所。彼も主人公達と和解している。


ポーキー・ミンチ:グルメッポーイ同様、裕福な家庭ではあるものの、親の愛に恵まれていない家庭で育った為に、悪の道に走ってしまった点では似ている。しかし、グルメッポーイや武史とは異なり、最期まで改心する事はなかった。


四宮小次郎:幼少時は小林由美子が担当(しんちゃんと同じ)。悪役かつ、食による不運な出来事で悪に堕ちた点も同じ。

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