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VIVANTの編集履歴

2023-09-17 21:48:13 バージョン

VIVANT

ゔぃゔぁん

『VIVANT』は、TBS系列の日曜劇場枠のドラマ。2023年7月スタート。

敵か味方か。

味方か敵か。


概要

『VIVANT』は、TBS系列の局で21時から放送されているオリジナルドラマ。2023年7月放送開始。

主演は堺雅人


半沢直樹』シリーズや『下町ロケット』シリーズなどで演出を務めた福澤克雄が、演出と原作を兼任している。

キャスト・スタッフ等に池井戸潤作品のテイストが色濃く見られるが、その一方で池井戸氏がまず書かないような、世界規模の壮大なスケールで物語が進むのが特徴。


放送前に解禁されたのは主要キャスト5名とモンゴルでのロケを行ったことを報じたテレビCMのみで、ストーリーや役柄を初回放送まで一切明かさないという異例の手法が取られた。

上述の通りモンゴルで2か月半にも及ぶロケが行われたり、普段では有り得ないような豪華なキャスト陣を揃えた事も大きな話題を呼んだ。

各話の連作性が強く意識されており、先の展開が気になるような引きや謎解きの要素が非常に多く、考察班と呼ばれる視聴者達の間では「誰が黒幕なのか」が議論され、大きな盛り上がりを見せている。

その為、放送中にも関わらず早くもVIVANTロスを嘆く者や、次クールのドラマ「下剋上球児」が煽りを受けないか心配する者もいる。9月10日放送回は見逃し生放送SPと共に通算4時間の放送となった。

ちなみに、「VIVANT」とはフランス語で「生きている」という意味だが、本作における「VIVANT」はさまざまな意味が含まれたワードであることが物語が進むにつれて明らかになっていく。


あらすじ

丸菱商事のエネルギー事業部2課課長・乃木憂助は中央アジアのバルカ共和国で行われている太陽エネルギープラント事業を担当している。ある日、バルカ共和国の会社に130億円もの誤送金をした容疑をかけられてしまい、自身の無実を証明するため、事件に収拾をつけるために、単身バルカ共和国へ向かう。

しかし、それがいつしか国家やテロ組織も絡むほどの大きな事件に発展していきーー。


登場人物

現在放送中の作品について取り扱っています。記事自体に本編のネタバレを含むため、閲覧の際には注意してください。

編集する場合も、最新話の放送から一週間は、そのエピソードの核心的なネタバレとなる内容を追記しないようにしてください。


主要人物

二重人格

本作の主人公。

丸菱商事・エネルギー事業部2課課長であり、バルカ共和国で行われている太陽エネルギープラント事業担当。真面目な人物だが、気弱かつヘタレな性格。

度々真逆の性格の「もう1人の自分」(乃木本人は「F」と呼ぶ)が出現し彼と会話をしているが、周りには当然見えないため独り言に見えてしまう。

一方で野崎からは二重人格(「VIVANT」の正体が乃木のもう一つの人格、もしくはその関係者ではないか)の可能性を見抜かれ、再び推察されている。Fの人格に変わる際は強い頭痛に襲われる(記憶障害の一つと思われる)。

命の恩人であるジャミーンの手術費を集めるクラウドファンディングに対し、1400万円超をひっそりと、躊躇うことなく支援した(しかし、主治医の柚木薫に会食の場でバレてしまった)。

1kgまでなら10g以内の誤差で手で重さを量ることが出来るという特技を持つ。


び

(イラスト左側の人物)

警視庁公安部・外事第4課。階級は警視。非常に豪快かつ頭脳明晰な人物であり、あらゆる事態に先手先手で対応するが、対応策が無ければゴリ押しもしばしば。柔軟さも併せ持つ。

あるテロ組織撲滅のために、1年前から在バルカ共和国日本大使館に駐在していた。ドラムとは現地で知り合い、強い信頼関係にある。

不審な点が見られる乃木の動向を調査している一方、仲間としても目をかけており、乃木を陥れた真犯人を見つけるため、彼と「共同戦線」を張るが、真犯人が明らかになってからは「別班」にまんまと出し抜かれてしまった。その後、乃木の過去と正体を探る為にドラムと共にバルカへ向かい、チンギスと「共同戦線」を張る事に。

料理上手で乃木達に豪華な日本料理を振る舞ったり、乃木に事件の真相を探る為に壁ドンも行ったため、乃木のもう一つの人格であるFからはお前に気があるんじゃないか?と言われているが…?


WHI(世界医療機構)の医師。バルカ共和国で医療に従事していたが、乃木と野崎のゴタゴタに巻き込まれる形で彼らと共に逃亡する羽目に。乃木からは「薫先生」と呼ばれる。

しっかり者で、快活な性格。意外としたたかな面もある。

ジャミーンの主治医で、アディエルを含め家族のような関係を築いていた。砂漠で倒れた乃木をジャミーンが見つけ、薫がアディエルの家で乃木を治療した。

バルカから帰国後は日本医療センターに就職し、ジャミーンを迎え入れる準備をしており、ジャミーンが日本の病院に転院した後は再び主治医として彼女の経過観察に努めているが、多額の手術費に悩まされていた。しかし、乃木がクラウドファンディングを企画したことで徐々に金額が集まり、乃木の寄付のおかげで目標金額に達することができた。


「テント」のモニターを名乗る男。普段はJKT資源開発に勤務するエンジニア。公安に追われる誤送金の犯人に手を貸し、逃亡の手助けをした…かと思いきや、彼を捕縛し、自白剤による脅迫及び殺人幇助をした。

そんな彼の正体は別班の構成員。

乃木の正体を探り、追い続ける野崎を「怖い人」と嘲笑っている。


「緑の魔術師」という意味のモンゴル語で呼ばれる初老の男。

世界的なテロ組織「テント」の創設者で、序盤でアディエル・ジャミーン父子の関係者として登場した。組織のルールに違反する者は日本刀で容赦なく斬り捨てる。

組織のマークが乃木家の家紋と瓜二つなのだが、果たして乃木との関係は…?


世界的なテロ組織「テント」のNo.2とされる人物であり、「ベキの息子」と噂されている。実際のところ彼との血の繋がりはなく、ノコルの兄から赤ん坊の彼を託されたベキに引き取られた養子である。ベキと同様に、日本語を流暢に話す。

憂助と同じく頭脳明晰であり、ベキを守るために最悪の事態を予測しそれを防ぐための策を講じるなど「父親」のため、組織の発展と守護のために尽力している。


バルカの人々

  ※林原氏は番組のナレーションも兼任

VIVANT詰め

バルカ共和国の出身で、野崎の右腕的存在。言葉を発することはない(バルカ現地の言葉も話さないため、おそらくジャミーン同様失声症の類と推測される)が日本語は理解しており、

野崎達とはスマートフォンの音声アナウンスアプリを使って会話を行う。

野崎の指示の元、乃木や警察の偵察、現地住民を使った捜査の撹乱、砂漠を越えるためのラクダの手配まで様々なサポートをしている。

モンゴルに到着したあとは「バルカに戻るのは難しいだろ」という野崎の判断から、特別に就労ビザを発行され、ジャミーンの護衛という形で来日した。

曲者揃いのVIVANTの中でも屈指の善人であり、「コミカルな動きと屈託のない笑顔が可愛い」や、「厳つい見た目と音声アプリのギャップにやられる」等、富栄氏の演技が一躍話題に。その人気ぶりは、主役の乃木を差し置いてキャラクターグッズが発売されるほど。喋らないキャラクターを徹底している為、VIVANTの特番やファンミーティングのイベントでも音声アプリを使って会話をしていた。


  • ジャミーン(演:Nandin-Erdene Khongorzul)

バルカ共和国出身の少女。父のアディエルと共に砂漠近くの家で暮らしていた。砂漠で動けなくなっていた乃木を見つけ、自身の主治医である薫に助けを求めた。

2年前に母親を目の前で亡くしたショックで失声症のような状態になっている。またザイールの自爆により父も失い、自身も大怪我を追った上に天涯孤独の身となってしまった。

ファロー四徴症という心臓疾患を抱えており、薫によって設備の整った日本の病院に転院した。

その後、心臓移植の手術を受けたものの、術後の容態が芳しくなく、数日眠り続けていた。

しかし、乃木達の思いが通じ、無事に目覚めて少しずつ快方に向かっている。

乃木の後を追っていた野崎は病室の外で静かにガッツポーズをしていた。

ドラムや乃木にはとても懐いているが何故か野崎のことを警戒し、近付こうともしない。


  • チンギス(演:Barslkhagva Batbold)

無題

バルカ共和国随一とされる優秀な警察官。ウェーブのかかった長髪が特徴的。

爆発事件の関係者として乃木(と野崎と薫)を追っていたが、逃げ切られてしまう。その後乃木一行がバルカを脱出すると知って、モンゴルに向かうと目星をつけモンゴルとの国境付近に先回りするが、新庄がモンゴル大使とモンゴル国境警備隊に根回ししたことでまたもや確保できずに終わる。

乃木達を執拗に追い回し荒々しく振る舞う様子が描かれているが、基本的にはバルカの警察官として真っ当に仕事をしているだけと見られ、実際に動物や一般人には手を出していない。病院で看護師とぶつかってしまった際には、看護師が落とした点滴を拾って砂を払い、「大丈夫?」と優しく声をかけて手渡しており、仕事絡みでなければ性格も温厚なようである。

乃木の過去と正体を探る為に野崎と「共同戦線」を張った。本人は不服だった様だが、その際も要所で面倒見の良さを垣間見せている。

ちなみに、バルサラハガバ・バタボルド氏はモンゴルで活躍する俳優であり、主演を務めた映画『37th tochka』を見た福澤克雄からのオファーを受けて出演が決まったとのこと。


公安関係者

公安部外事第4課の捜査官で、野崎の部下。在バルカ共和国日本大使館で乃木たちを迎え入れるため、到着を待ち構えた。その後も野崎の命で逃走のための根回しを進めるなど、陰で乃木達の帰国を支援しているが、豪快かつ強引な面に呆れている部分も。


サイバー犯罪対策課の捜査官で、警視庁にヘッドハントされたホワイトハッカー。『ウルトラマン』シリーズの大ファン。またラグビー日本代表Tシャツを着用しており、ラグビー観戦を趣味にしていると思われる。

警視庁入庁前、丸菱商事のデータシステムを構築した経験があり、自身の知識を元に乃木たちにアドバイスを授けた。

濱田は子役時代に映画『超時空の大決戦』に新星勉役で出演しており、東条の部屋にもオマージュとしてそのポスターが飾られていた(ちなみに、TBSはかつてウルトラマンシリーズを放送していたテレビ局であり、現在も円谷プロダクションと共同でウルトラマンフェスティバル等の企画を進めるなど関係は深い)。

さらに、原案・演出の福澤はかつてラグビーで日本代表に選出されたこともある元ラガーであり、この経歴を活かして『ノーサイド・ゲーム』において監督を務めている。また東条を演じる濱田も元ラガーである。


公安部長。農業使節団の一員とされていた乃木卓が公安の刑事だったことを知っている。


丸菱商事の社員

丸菱商事財務部に勤務する女性。乃木からのバルカ国際銀行への1億ドルの送金依頼を処理していた。


エネルギー事業部1課長で乃木の同期。元情報システム部。

乃木がサーバールーム内の特別ルームへ誤送金のデータを調べるために協力する。


丸菱商事専務。バルカのGFL社に誤って送金された130億の回収を厳命する。


別班

司令。黒須の上司にあたる人物。ノコル捕縛作戦を指揮する。


その他

憂介の父親。たたら製鉄の御三家「乃木家」の次男として生まれたため乃木家を継ぐことができず、警察官を目指して猛勉強して警察官へと就職。警視庁機動隊第3部隊に所属した後、農業使節団の一員として家族と共にバルカ共和国に渡航。その後内乱に巻き込まれて息子と離れ離れになり、死亡したとされているが…?


関連タグ

TBS 日曜劇場


君たちはどう生きるか:同時期に公開された映画だが、公開日まで徹底的な情報統制が図られ、情報がほとんど公開されなかった作品繋がり。

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