パワーレンジャー・コズミックフューリー

ぱわーれんじゃーこずみっくふゅーりー

パワーレンジャー・コズミックフューリーとは、パワーレンジャー第30シーズンにして第25作目。

概要

メンバーはそのままだが、今作のレンジャーのデザインはダイノフューリーをベースとしたオリジナルデザインになる予定。

巨大戦のみは『宇宙戦隊キュウレンジャー』から流用する予定だが、通常の戦闘シーンはニュージーランドで新規に撮影されることが発表された。

キュウレンジャーの巨大戦以外を流用しない理由は、『キュウレンジャーに登場するレンジャーの数が多すぎるため』『オリジナルのコスチュームをフィーチャーするというハズブロ社の経営陣の決定によるため、主な理由は「玩具のデザイン」である』とのこと。

メンバーは前作のままだが、スーツはメットと腕の甲冑、ブーツ以外オリジナルになっており、ダイノフューリーの強化形態ではなく進化形態という設定である。

前作はピンクだったが、本作ではレッドとなった。そのためヘルメットはアンキロサウルス、スーツがスカートになっている。

操られたオライによって宇宙空間に蹴り込まれ、行方不明になる。

マスターレッドが残した杖から流れた記録からヒントを得て、祠に杖を刺してコズミックゾード（キュウボイジャー）の封印を解除するも、代償として右腕を失う。

かつて『マイティ・モーフィン・パワーレンジャー』をはじめとした多くのパワーレンジャーと戦ってきた悪の帝王。リーグール（ネクロマンサーマイナソー）の能力で人間になったオリジナルとは別にリタに惚れ薬を投与される前の人格・記憶を持ったコピー体として復活した。

クロマフューリーセイバー（リュウソウケン）をセイザブラスターのような形にした変身アイテム兼武装で、左腕に装着するレーザーブラスターでもある。玩具ではテレビと連動する仕様になってる。

今回のゾード名は「コズミック+動物+ゾード」となっている。カジキはハズブロの意向で鮫の設定に変更された。

公式トレイラーによると現状で所属勢力は不明だがデスリュウジャーと思しき戦士の姿も確認できる。

2020年にハズブロと東映が提携を解消してダイノフューリーを最後にパワーレンジャーがスーパー戦隊シリーズの映像の流用を取りやめると一部で報道されたが、ハズブロと東映の提携の解消については否定し、東映とハズブロは今後も協力を続けると述べた。

しかし2021年にハズブロはパワーレンジャーシリーズを再始動させることを発表しており、今作をもって30年続いた現在の形式のシリーズが終了し、本作がニュージーランドで撮影された最後のパワーレンジャーとなった。