肉食動物の萌え要素。肉趾(にくし)。にくきう。
気配を消したり(猫科)、滑り止めの役割をしたり(犬科)する。
なお人間の足の裏と同じで、無暗に触ると嫌がる。
ありがたい話
ある日、偉大なる預言者ムハンマドが、昼寝から起きると飼っている猫が袖の上で「の」の字を書いていた。
偉大なる預言者ムハンマドは、とりあえず袖を切ってしかるべきところへ赴き、礼拝をして帰ってくると、猫は袖の上で座っていた。
「おお、なんという労りと友愛じゃあ にゃんこが心を開いておるう」
と、感動された偉大なる預言者ムハンマドは、天主アッラーフにお願いして、猫類がいかなるところから落ちようと、必ず肉球から地べたへ触れるようにしてもらった。
おお、まことにアッラーフは偉大なり。