AIFF (Audio Interchange File Format)
米Apple社により開発された音声データのファイルフォーマット。
主としてMacintosh上で使われるファイル形式。
ファイルに格納した場合の拡張子は、.aiff、.aif。
これより、読み方にはエーアイエフエフや、エーアイエフが用いられているが、
最近ではアイフと呼ばれる事が多い。
CDなどからWAVとしてインポートすると
ファイルには曲名しか記録できない。
しかし、AIFFでインポートすれば、
アルバム名やアーティスト名、BPM、アートワーク等の埋込みが可能で、
しかもWAVよりサイズは小さく済む。
概要
WAVでは出来ないタグの付加が可能。
AIFFフォーマットは基本的には非圧縮であり、
ビットレート数やサンプルレートはフレキシビリティーを持っていて、
8bit、16bit、32bit、22.05KHz、44.1KHz、48kHz、96kHzなどに対応している。
AIFF形式は、ディスクから直接データを読み込んで
高品質なサンプリングサウンドや楽器データを保存することが可能な為、
ディスクを直接再生した場合の音質とはまったく変化がない。
しかしこれが必ずしも高音質であるという意味ではない。
元であるディスクに収録された音が悪ければ、
それはそのままインポートされることになるからである(インポート元の音を忠実に保存する)。
また、AIFFは異なるアプリケーション間で
同じサウンド・ファイルを用いるときに便利で、
プレゼンテーションやDTMなど、サウンドを必要とするアプリケーションを使用する際には、
このフォーマットを使うのが普通。
必須ではないが、上記のとおりAIFFはMacintosh上で使われることが普通であり、
Windows PCではこの用途に関してWAVを利用することが多い。
インポート設定
初心者の為の説明書。
iTunesの場合
iTunesでこの設定をすると変換機能にも反映され、変換後の形式が設定したこれになる。
iTunes for Mac
iTunesの起動
↓
メニューバーの[iTunes]から[環境設定]
(ショートカット: command + , )
↓
タブの[一般]で[読み込み設定...]
↓
[読み込み方法:]を[AIFFエンコーダ]へ変更
↓
[OK]で完了
※注意
サンプルレートが高くなるほど音質は向上しますが、ファイルサイズが大きくなります。オリジナルの音楽を保存するときに使用したサンプルレートよりも高いレートは選択しないでください。そうしないと、ディスク容量を不必要に使用することになります。たとえば、CD 音質は 44.100 kHz であるため、CD からのエンコードにこれ以上のレートを選択する必要はありません。一般に、オリジナル音楽と同じレートを使用する [自動] が最適な選択といえます。
iTunes for Windows
iTunesの起動
↓
メニューバーの[編集]から[設定]
(ショートカット: ctrl + , )
↓
タブの[一般]で[インポート設定...]
↓
[インポート方法:]を[AIFFエンコーダ]へ変更
↓
[OK]で完了
関連タグ
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