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空挺戦車の編集履歴

2012-09-10 19:02:06 バージョン

空挺戦車

くうていせんしゃ

空から降ろせる戦車。現在ではこの種の戦車は廃れている。

空挺部隊が使用する装甲車両の一つ。


輸送ヘリコプター輸送機に搭載(空輸)するため車体重量が抑えられており、

そのために装甲は薄い傾向がある。

(もしくはモジュール式装甲として後付けにする)

軽戦車装甲車(の一種)に分類される場合もある。


戦車として防御力に乏しいという事は、戦車と同じ使い方はできないという事でもある。

戦車の一番の特徴とは、すなわち『高い火力と高い防御力を両立している』という事であり、

この防御力の低さは戦車としての運用に問題を課した。

  • 空輸しようとするなら、重量は規定に収めなくてはいけない。
  • 重量を規定に収めようとすると、防御力に「しわ寄せ」がいく。
  • 防御力を高めようとすると、今度は重くなって結局ふつうの戦車と変わりが無い。

結局は本格的な戦車のような防御力は期待できないのだ。


要は『いくら空輸できても、肝心の戦車としては弱すぎる』とされ、

経費削減も兼ねて「このテの戦車」は装甲車へと統合される事になった。

スティングレーの前面装甲も「20㎜機銃に耐えられない」のだとか)


主な空挺戦車

  • M551 シェリダン最も有名な空挺戦車の一つ。
  • M41 空挺専用ではないが車体が軽いため航空機輸送された軽戦車
  • スティングレー 空挺専用ではないが、開発時に航空機輸送も想定していた軽戦車
  • テトラーク 第二次大戦時にイギリス軍が開発した軽戦車。足回りが特徴的。本来は空挺戦車として開発されたものではないが、英軍空挺部隊がグライダーに搭載して運用した。
  • M22 第二次大戦時に米軍が開発した空挺戦車。しかし当時の米軍には空挺奇襲装備として運用する装備が無く、供与された英軍空挺部隊で「ローカスト」の名称でテトラークと共にグライダーで運用された。
  • 二式軽戦車ケト 帝国陸軍九八式軽戦車ケニの改良型。空挺戦車としての運用計画もあったが戦局の悪化で実現せず、本土決戦用に回された。もちろん使われず終い。
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