1988年にナムコ(現:バンダイナムコゲームス)よりアーケード用にリリースされたクォータービューアクションシューティング。「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」をモチーフにした世界観を舞台に、主人公アリスが鏡の世界を闇の女王から救うため、シャボン玉で敵を跳ね飛ばしつつ9つの国を突き進んでいく。誰もが知っている童話を下敷きにしたファンシーな世界観ながら、難易度は非常に高い。
なお、リリース元はナムコだが開発は外部会社であるN.H.SYSTEMが担当している。このため、アリカからリリースされたアーケード音楽ゲーム「テクノティクス」の続編、「テクニクビート」に収録予定だった本作品のBGMのアレンジ楽曲は、権利関係の問題でロケテストのみの幻の楽曲となり、ナムコの名作レトロゲームの数々の楽曲がコラボした中で唯一、サントラにも未収録の楽曲となっている。