概要
『イクシオン サーガ DT』(IXION SAGA Dimension Transfer)とは、テレビ東京系列にて2012年10月より放送されている、ブレインズ・ベース制作のテレビアニメである。
タイトルの『DT』は「Dimension Transfer」の略で、時空を超えて来た者を意味する。
ジャグラバーク連邦とラガルト皇国に分裂する前のセントピリア帝国を舞台とした、ゲーム原作より過去の物語である。
スタッフ陣は「銀魂」を手がけた高松信司(監督)、大和屋暁(シリーズ構成)、竹内進二(キャラクターデザイン)が結集している。
ジャンルは新感覚・異世界アクション。公式ツイッターによると「新感覚」をミソとしている。
あらすじ
ゲームが大好きな少年火風紺は、オンラインゲームプレイ中見知らぬ女性にネット電話で話しかけられ、それに応じた瞬間見知らぬ異世界に飛ばされてしまう。
そこでは騎士と侍女に守られた姫が、敵に取り囲まれて絶体絶命の危機に見舞われていた。
なんとか敵を撃退し、姫達を助け出した紺。
紺が助け出したのは、セントピリア帝国の第36皇女エカルラート姫。婚礼の為に都を目指していたが、政略結婚であるその婚礼を阻む敵対勢力に命を狙われていた。
紺は元の世界に帰るためのヒントを探るため、騎士に任命され姫一行と共に同行することになる。
..とここまで書けば王道モノのファンタジーのように見えるが、実際には公式サイトのあらすじからは想像つかないギャグや下ネタの描写が多い。
当然原作とは別物になっているが、それどころか原型を留めていない状態になったとのこと。
なお公式サイトには1ミリたりともギャグ内容に触れていない。公式ツイッターを除いては。
登場キャラクター
ヒメ御一行
主人公。現代から異世界ミラに召喚された少年。通称DT。
ヒロイン。セントピリア帝国の皇女。通称ヒメ。
ヒメの護衛役であるセントピリア帝国の騎士。
ヒメ専属の侍女。通称マリアン。だが男だ
マリアンに拾われたアルマ生命体。
特命旅団インコグニート
セントピリア帝国の国教、ウルガ教団の影の武力組織。
コミックZERO-SUM11月号より連載されている漫画版『イクシオンサーガED』では彼らをメインとしている。
- エレクパイル・デュカキス(CV:神谷浩史)
隊長。紺に敗北して以降彼の打倒に執念を燃やす。通称ED。
幹部。紺が最初に戦った人物。
幹部。
幹部。
幹部。
その他
紺を異世界に送り込んだ謎の女。
エカルラート姫の婚約相手。
主題歌
歌はゴールデンボンバーと登場キャラクターとのコラボによる「ゴールデン・イクシオン・ボンバーDT」が担当。
オープニング「DT捨テル」
原曲は「元カレ殺ス」。コーラスはヒメ御一行。
ここでの「DT」は「戦士の称号」を意味する。
「アルマギア」を「あいつ」、「戦闘状態に」を「かたく」と読むなど意味が乖離した当て字が非常に多く、歌詞の表示が無いと誤解されても仕方が無い内容となっている。
実際、テレビ東京から一度放送拒否されかけたらしい(監督談)。
エンディング「レッツゴーED」
第2話から放送。原曲は「レッツゴーKY」。コーラスはインコグニート。
「ED」はエレクパイル・デュカキスのことであり、彼の応援歌となっている。
ルビは「エレクパイル・デュカキス」と振られているが、歌う時の読みは「イーディー」。
関連タグ
イクシオンサーガ カプコン ブレインズ・ベース 2012年秋アニメ