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有栖川有栖の編集履歴

2012-10-17 02:05:25 バージョン

有栖川有栖

ありすがわありす

1.日本の推理作家 2.上記の著書の登場人物

概要

大阪生まれ大阪育ちの推理作家。有栖川有栖・創作塾の塾頭でもある。

2のキャラクターである有栖川有栖たちについては、それぞれの記事を参照されたし。


作風は敬愛するエラリィ・クイーンの影響を色濃く受けた、ロジックの完成度に重きを置く本格ミステリ。

大阪育ちで同志社大学卒の為、著作の舞台は大阪と京都を中心にした関西圏であることが多い。


主な著作

単発作品やエッセイ、他作家と共著のアンソロジー等幅広い執筆活動を行っているが、最も人気が高いのは、以下の2シリーズである。


学生アリスシリーズ

英都大学ミステリクラブ、通称EMCの面々が旅行先で必ず災害人災諸々に見舞われ、脱出不可能の舞台で不可思議な事件に立ち向かうクローズド・サークル物。

EMC所属の英都大生有栖川有栖が語り部となり、EMCの部長である江神二郎探偵役を務める。

ヒロイン有馬麻里亜とのもどかしい距離、カリスマ的存在である江神二郎の謎めいた過去、織田先輩と望月先輩の激論や馬鹿騒ぎ等、下記の作家アリスシリーズに比べて青臭く、文系的青春の香りが楽しめる。


作家アリスシリーズ

有栖川有栖の看板作品といえるシリーズ。

推理作家有栖川有栖が、親友である犯罪学者火村英生のフィールドワークに同行し、二人で刑事事件のを解くという形式の本格ミステリ。

四天王寺在住の推理作家有栖川有栖(30代前半)がワトスン役を務め、北白川在住の英都大学助教授火村英生(同齢)が探偵役として活躍する。

刊行数が多い為、二人の性格、生活環境、サブキャラクター達が十分に掘り下げられ、魅力的な世界を形作っている。

おっさん二人がメインで、現実的な事件が多いが、火村が暗い過去持ちで若干中二病な為、学生アリスシリーズより大人びた作風かと言えばそうでもない。


この2大シリーズは、学生アリスが作家アリスシリーズを書き、作家アリスが学生アリスシリーズを書いているという入れ子構造になっている。

関連タグ

有栖川有栖(作家アリス) 有栖川有栖(学生アリス) 火村英生

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