CV:夏樹リオ
人物像
木星から留学生の乗る船に密航して来た少女。
中継ステーションでの襲撃騒ぎの後にマザー・バンガードにも隠れて乗り込むが見つかってしまい、艦長であるベラ・ロナの保護下でマザー・バンガードのクルーとなる。
「ベルナデット・ブリエット」の名前はとっさに名乗った偽名であり、本名はテテニス・ドゥガチ。即ち木星帝国の指導者クラックゥス・ドゥガチの娘である。
当初はクロスボーン・バンガードと行動を共にしていた故に正体を隠していたが、イオでの戦いでクロスボーン・バンガードや、木星帝国基地に勤める大勢の人命を助けるべく自ら正体を明かした。
その後、ザビーネ・シャルの反乱に伴い潜入して来たカラスによってジュピトリス9へ連れ去られ、地球圏で宇宙海賊討伐の為にモビルアーマーエレゴレラへ搭乗させられるが、トビアの活躍によって救出された。
木星戦役後はクロスボーン・バンガードの残党と共にコロニー間のいざこざや木星残党の討伐を行って来たが、トビアがエウロペ・ドゥガチを救出した事で木星の実情と「神の雷」計画を知り、自分が木星の為に何が出来るかを考え、騒乱後に木星へ帰還。父の残した財団の人材・資金を用いて共和国化した木星圏をよりよい場所にするべく、外宇宙開拓事業などに奔走し、その際に娘であるベル・ドゥガチを出産している。
しかし、宇宙細菌「エンジェルコール」の発見と奪取に端を発した事件の解決の為に特殊部隊「蛇の足」を「クロスボーン・バンガード」として再編成させた。
長谷川裕一作品のヒロインにありがちな幼児体系の持ち主。
初登場から十年以上の作中時間が経過している機動戦士クロスボーン・ガンダムゴーストにおいても、身体的に全く成長が見られなかった。